知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。 すごい週末でした…(1月28日)先週金曜日(25日)、ウトロは猛烈な風と雪に見舞われました。 視界も終日数mから数十m(瞬間的にはゼロの時も)程度だったのではないかと思います。 また、新聞報道によればウトロの26日午前10時までの24時間降雪量は50cmを記録したそうです。
一晩明けた土曜日(26日)の知床八景・夕陽台の様子はというと… 降り積もったのと吹きだまったのとですっかり雪に埋まっていました。
除雪後です。多いところで1mくらいの積雪状態となっていました(写真ではちょっと分かりにくいですが…)。 50cmの降雪に加えてさらにその倍くらいの雪が吹きだまったことになりますから、風の力は凄まじいものです。
ちなみに、ここは冬期間も当センターの職員で除雪をしていますので徒歩(靴)で訪れることができます。 (天気の良い日の夕方、夕日に照らされる流氷の原っぱは一見の価値ありですよ!)
さらに、夕陽台から隣の森林(知床森林スポーツ林)内を散策する場合は、当センターでスノーシューなどをレンタルしていますのでお気軽にお申し付けください(詳細はこちらをご覧ください)。
流氷到来!!(1月15日)網走地方気象台の流氷初日(同気象台からの初観測日)が今月12日に発表され、同日当センターの所在するウトロからも遠く水平線を縁取る白い氷の筋が見られました。 その3日後の本日、ウトロにもついに流氷がやってきました。 昨年ウトロ港付近にまとまった流氷が寄ってきたのは1月24日でしたので、9日も早いことになります。 (ちなみに、気象台の流氷初日も昨年よりも5日、平年よりも9日早い発表だそうです。)
写真中段に見える白い帯状の部分が流氷です。写真では見えにくいですが、砕け氷(直径2m以下の砕けた氷片)の集まりのようです。この流氷の帯は、撮影の10分後には写真中央右にみえる防波堤を越えてさらに岸寄りしてきました。
流氷接岸の様子についてはこちらのライブカメラからどうぞ!!
知床で楽器づくり(1月12日)平成25年を迎えました。 遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。 今年も様々な知床の森林情報の発信に努めていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、12日土曜日、当センター主催「知床で楽器づくり~響け♪森のハーモニー~」を開催しました。 森の素材を利用した楽器づくり作業や完成品の音色を楽しむことを通じて木の良さを感じていただければ、とのイベントです(詳細は近日中にアップします→アップしました。)。 町内の小学生20名とその保護者を合わせた35名が来館しました。
最後には作った楽器を使って演奏会を開きました。 めいめい楽しんでもらえたようで一安心です。
こうして感じた木の良さを、森林を保全・管理していくことの理解に繋げていけるよう努力していきたいと思います。
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