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北海道森林管理局

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    siresenblog

    知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。 

     「森の恵みでクリスマスリースを作ろう」受付中(2010年11月30日)

    「森の恵みでクリスマスリースを作ろう」の開催(12月4日)が近づいてまいりました。

    自然の香り豊かなトドマツのクリスマスリース。ただいま知床森林センターに見本を展示しています。ご興味のある方、近くにお住まいの方はぜひ一度ご覧頂けたらと思います。

    参加申込は12月2日(木曜日)まで、好評受付中です!

    イベントチラシ(PDF:283KB)

    詳細→第83回森とのふれあい  「森の恵みでクリスマスリースを作ろう」 

     

     竹ペン作り(2010年11月18日)

    11月17日、斜里町の「絵手紙サークル」の方々より依頼があり、根曲竹を使った竹ペン(ササペン?)作りのお手伝いをしてきました。

    作業はおもに小刀で削っていくのですが、堅い堅い根曲竹に皆さん悪戦苦闘。でも「子どもの頃に戻ったみたい」と夢中で作業をしていました。約2時間の予定の中で、1人3本ほど竹ペンを製作し、余った時間でイタドリを使ったペン立てを作ったり、早速絵手紙を書いたり、それぞれ楽しんでいらっしゃいました。

    竹ペン作り

    竹ペン2

     

     トドマツのクリスマスリース(2010年11月17日)

    当センターで12月4日(土曜日)に開催するイベント「森の恵みでクリスマスリースを作ろう」に向けて、見本作成のため材料となるトドマツの枝葉を採集に行きました。

    トドマツ採取1 トドマツ採取2

    雪がちらつく林地での作業は大変でしたが、帰りの車の中で漂う「トドマツの香り」は疲れを癒してくれました。

    今年のクリスマスは、自然の風合い豊かなトドマツを使ったクリスマスリースで彩りを加えてはいかがでしょうか。

    イベントの詳細・お申込み等はこちらをご覧ください。

    第83回森とのふれあい  「森の恵みでクリスマスリースを作ろう」 

     

     草木染め体験開催中!(2010年11月15日)

    現在、当センターでは「知床の森の恵みで草木染め」を開催中です!

    これまでに北海道内外や外国の方にもご参加いただきましたが、皆様の作品はどれも個性溢れる力作揃いです。

    moyoutuke kansei1

    kansei1 sensyoku

    sakuhin2 sakuhin1

    sakuhin4 sakuhin5

    ビー玉やペットボトルのキャップ、割り箸等を使い、ゴムで縛り模様付けをします。縛った部分には色が付かず、白い模様が浮かびます。思った通りの絵柄を作るのは難しいですが、参加者の方からは「意外ときれいな柄になった!」「シンプルだけどおしゃれに出来てよかった」「知床旅行の記念になった」等喜びの声がきかれました。

    知床の森の恵みで草木染め」は引き続き11月21日(日曜日)まで開催しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

     

     落ち葉(2010年11月5日)

    現在当センターで開催している「草木染め体験」の染料に使うイタヤカエデの葉を集めようと外へ出ると、落ち葉のなかにイタヤカエデに似ている形の葉を見つけました。「ハリギリ(センノキ)」の葉です。

    以下がそれぞれの葉と幹の写真です。

    イタヤカエデイタヤカエデ(幹)

    イタヤカエデ

    ハリギリ(葉)ハリギリ(幹)

    ハリギリ

     

    イタヤカエデの葉はふちにギザギザがなく、ハリギリにはあります。幹の違いは明瞭で、イタヤカエデは浅く裂け、オレンジ色の縦線が見えることが多いのに対し、ハリギリは深く裂け、バリバリとした印象を受けます。

    冬のすっきりした森のなかで、落葉樹の葉や樹皮を手掛かりに、樹種をあれかこれかと観察するのも楽しいものです。

     

     ヤナギタケ(2010年11月4日)

    先日、森林に調査に行った際、北海道では「ヤナギタケ」と呼ばれている「ヌメリスギタケモドキ」を発見しました。枯れたヤナギやハンノキに発生するきのこで、かさの表面に褐色のささくれが付いているのが特徴です。

    森林には様々なきのこが存在します。普段、枯れ木や倒木には目が行きにくいと思いますが、少し注意して見ると、個性溢れるきのこの発見があります。きのこ図鑑を片手に森林散策をするのも、この季節の森の楽しみ方の一つです!

    ヤナギタケ

     

     ドングリ結実調査(2010年11月1日)

    当センターで実施しているミズナラのドングリ結実調査は、11月に入り終わりに近づいています。9月末から10月初めの期間には落果のピークとなり、大量に採集することができましたが、10月中旬から急に数が減少しました。

    調査で採集したドングリは計測する前に冷蔵庫に保管していますが、下の写真のように殻を破り、根を伸ばしているものあります。大きくたくましいどんぐりだけでなく、小さな可愛いどんぐりも一生懸命、根を伸ばしていました。

    ミズナラやカシワのドングリは、この様に保存していると根が出てきます。よく、「根が出てしまったドングリは、まいても芽が出ませんか?」と聞かれることがありますが、根が出たり、根が取れてしまったドングリでも芽は出ます。反対に長期間保存しても根が出ないものは、もともと芽が出ないドングリである場合があります。大きさや重さによっても芽が出やすかったり出にくかったりするので、この様な違いを観察しながらドングリをまいてみるのもおもしろいかもしれません。

    発芽どんぐり1 

         

     

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    お問い合わせ先

    知床森林生態系保全センター
    〒099-4355 北海道斜里郡斜里町ウトロ東番外地
    ダイヤルイン:0152-24-3466
    FAX:0152-24-3477

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