広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します
こんにちは森林官です! (丸瀬布森林事務所)網走西部森林管理署 丸瀬布森林事務所 首席森林官 太田 康弘森林事務所概要丸瀬布森林事務所は、オホーツク総合振興局管内中部に位置する遠軽町丸瀬布にあり、管理面積は金山担当区4,485.65㏊、丸瀬布担当区5,418.42㏊、武利担当区15,278.57㏊、合計25,184.64㏊にも及ぶ広大な国有林を管理しています。 丸瀬布の観光資源ここ丸瀬布町は、観光資源も豊富で「森林公園・いこいの森」には動態保存として北海道遺産や近代化産業遺産に指定された「森林鉄道蒸気機関車・雨宮21号」が4月から10月まで土・日・祝日限定で運行されております。(夏休み期間中は毎日)
この広報に使うための写真撮影がてら乗ってみましたが、小さいながらもかなりの迫力でした。ぜひお近くにお越しの際には乗車してみて下さい。
さらに丸瀬布町には道内では数少ない滝の裏側に回ることの出来る『山彦の滝』や大雪山の北東部にある標高1,876.2mを誇る雄峰『武利岳』が聳え立っています。この武利岳に向かう登山道は丸瀬布側と北見市留辺蘂町からの2箇所ありますが、丸瀬布側の道道は4年前より通行止め、留辺蘂側も2年前の台風により大規模林道が崩壊しており現在は登山が出来ない状況であり早期の復旧が待たれます。 森林での業務当事務所では北海道森林管理局と連携して、『網走西部署管内におけるドイツトウヒコンテナ苗外の調査等について』の事業地として試験林を設置しました。
コンテナ苗の調査は育苗期間が短く、初期成長が早いドイツトウヒに着目し、ドイツトウヒ、クリーンラーチ、 トドマツの裸苗とコンテナ苗をそれぞれのブロックに植栽し、今後はこれらの活着率・成長量を調査してドイツトウヒの特性を明らかにしていきます。 最後に4月1日に赴任してきて4ヶ月が経過しようとしております。当初は、全森林官が異動となり、業務引継書に書ききれないローカルルールに戸惑いましたが、職員一丸となって仕事を進めてきました。
|
お問合せ先
総務企画部企画課ダイヤルイン:050-3160-6271