このページの本文へ移動

北海道森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    第1回上川地域フォレスターの集い(仮)

    令和元年12月12日、上川町職員様の提唱により、「上川地域フォレスターの集い(仮)」を立ち上げることになりました。この会合は、上川地域を活動の中心とする森林総合監理士等が、相互に連携し扶助することにより、現場で抱える課題に的確に対応できる能力と現場に立脚した実践力の向上を目指し、当該地域における森林の多面的機能の発揮や地域林業の発展に寄与することを目的としています。当面は、小規模な会合となりますが、趣旨にご賛同いただける上川南部地域の森林総合監理士等のご入会は、いつでも歓迎いたします。

    令和2年5月28日(木曜日)活動報告


    上川地域を活動の中心とする森林総合監理士等に広くお声かけする予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の拡大防止を踏まえて、まずは、上川町と上川中部森林管理署に所属する森林総合監理士等の少人数での開催とし、会議等の場所も野外としました。令和2年5月28日(木曜日)、天候も回復し、開会式(?)日和でした。議題としては、規約(案)の提案、会員拡大に向けた対応方針や本会の活動の中心を現場とすることなどでした。また、開会式に続き、会員の技術及び知見の向上に資する勉強会を開催しました。

    提唱者からのあいさつ[提唱者からのあいさつ]


    お互いの距離を保って議事進行[お互いの距離を保って議事進行]

    初回の勉強会のテーマは、「失敗した事例から次の森林施業に活かす」です。現場は、カラマツとアカエゾマツの複層林で上木であるカラマツを伐採し、その後にミズナラの苗木を植栽した上川町有林です。現状は、植栽後13年経過した苗木の残存率が4割程度で、そのうち約8割が気象害や食害等で何らかのダメージを受けています。ミズナラの特性などについての情報を共有し、「苗木ではなく、播種ではどうか」「植栽箇所が明るすぎるので、保護木を育成してみては」「ミズナラで4割程度の残存は成功」「上木アカエゾマツの樹下に植栽してみては」「更新時の考えでは失敗でもこの現地では成功」など多様で自由な発想の意見がありました。

    アカエゾマツ植栽列とミズナラ人工造林[アカエゾマツ植栽列とミズナラ人工造林]

    ミズナラの成長は芳しくない
    [ミズナラの成長は芳しくない]

    続いての現場は、昨年度、上川町が町有林の一部を生物多様性保持機能の行動発揮を図りつつ、施業の集約化や高性能林業機械を活用する等により事業の採算性を高める方針を打ち出し、同町森林整備計画で機能類型を変更した林分です。この現場において、上川町職員様から町内の林業活性化と森林・林業関係者の交流人口の増加と多様性に富んだ森づくりの技術獲得を目的とした「上川林業アップデート事業」についてご説明いただきました。この現場は、上川町が取得したササ覆地で周辺林分のような林地への回復を目指し、北海道大学雨竜研究林の協力のもと天然更新試験を実施した箇所等で、旭川農業高校森林科学科を対象とした調査体験等のセミナーも開催しています。

    更新放棄地の地表処理後、更新が徐々に進む[更新放棄地の地表処理後、更新が徐々に進む]

    ヨーロッパトウヒを伐採後、前生樹が更新[ヨーロッパトウヒを伐採後、前生樹が更新]


    少人数の最初の集いでしたが、会員は有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか。
    最後に、今回、様々な現地を準備していただいた上川町職員様におかれましては、大変お手数をおかけいたしました。



    (上川地域フォレスターの集い(仮)事務局)

    お問合せ先

    上川中部森林管理署

    担当者:地域林政調整官(上川地域フォレスターの集い(仮)事務局)
    ダイヤルイン:0166-61-0206
    FAX番号:0166-61-0690