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北海道森林管理局

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    清川採種園・雨紛採種園の着果調査(天然更新勉強会)

    1.はじめに

    今回の勉強会は、管内市町村林務担当者の方々に、主伐後の再造林にあたり、低密度植栽などの低コスト化と併せて、天然更新の可能性についても考慮していただくことを目的としています。そこで、令和2年6月16日(火曜日)、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所林木育種センター北海道育種場と森林技術・支援センターのご協力を得て、森林から生産される種子の豊凶を判定する着果調査を上川町と旭川市の林務担当者に体験、修得していただきました。参加者からは「多様な更新方法について考える良い機会となった」、「北海道育種場等の方々との意見交換ができて良かった」などのご感想がありました。

    2.清川採種園

    午前中は、上川町清川地区にあるアカエゾマツの採種園において、上川町の林務担当者2名とあらかじめマークされている調査木の着果調査を実施しました。初めは、例年、着果する調査木ではない木で参加者全員の目慣らしを行いました。具体の調査方法は、採種園内に設定した40本の調査木を様々な方向から樹冠全体を双眼鏡等により雌花(球果)の付き方を確認します(『着果状態の評価』を参照)。評価結果は、残念ながら、1.3で「凶」でした。また、せっかくの機会なので、採種園周辺に生えているカラマツとトドマツについても観察してみました。こちらは、採種園のアカエゾマツよりも着果しているようで、これで、主要造林3種を体験、修得することができました。


    [
    着果調査の説明]


    [全員で目慣らし]


    [着果状態の評価]   ※この資料だけで着果調査が可能です(PDF : 499KB)


    [長年にわたり調査されてきた調査木]



    [アカエゾマツの球果]


    [観察する参加者]


    3.雨紛採種園

    午後からは、旭川市雨紛地区にあるトドマツとカラマツ(グイマツ)の採種園では、調査の途中で雨が激しくなりましたが、北海道育種場と森林技術・支援センターの努力により無事終了しました。具体の調査方法は、清川採種園と同様に行っています。評価結果は、トドマツが、3.2で「並」となり、カラマツが、3.9で「並上」、グイマツが、3.2で「並」となりました。


    [たわわ?に着果しているグイマツ]


    [やはりここでも見上げる作業]

     
    その後、雨脚が激しくなる中、旭川市の林務担当者と合流して着果調査の体験をしていただきました。薄暗くなり、着果の状態を確認しづらくなる中、熱心に取り組まれておりました。また、旭川市内における原木のトレーサビリティ等について思わぬ意見交換ができました。

    [資料もずぶ濡れになる中調査体験]
     
    上川中部森林管理署では、毎年度同じ時期に清川採種園と雨紛採種園で着果調査を北海道育種場等のご指導のもと実施しておりますので、ご興味のある管内市町村の林務御担当者様はお声かけください。

    お問合せ先

    上川中部森林管理署

    担当者:森林技術指導官、地域林政調整官
    ダイヤルイン:0166-61-0206
    FAX番号:0166-61-0690