令和4年度 第3回 中部森林管理局国有林材供給調整検討委員会開催結果
中部森林管理局では、国有林材の供給において木材価格急変時の供給調整機能を発揮するため、専門的な観点から国有林材の供給調整の必要性及び実施方法等について検討する「国有林材供給調整検討委員会」を設置し、市況調査等の情報や委嘱された各委員の皆様のご意見等を総合的に勘案し、国有林材の供給調整の必要性の有無について判断することとしています。 |
令和4年度 第3回 中部森林管理局国有林材供給調整検討委員会について
中部森林管理局では、令和4年12月14日(水曜日)に令和4年度第3回国有林材供給調整検討委員会を開催しました。
委員会では「令和4年11月の政府の月例経済報告では、我が国の景気は緩やかに持ち直しつつあるものの、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクになっているとされている。
こうした中、管内の原木価格を見ると、一部用途向けで高値であった樹種も下落傾向に転じ、不安定な国際情勢等も相まって、原木価格全体が軟化傾向にある状況が続いている。
一方、国産材需要は大きな秋需とはならなかったものの概ね堅調さを維持しており、引き続き地域の木材需要動向に注視しながら、国有林材の安定的な供給に取り組むことが重要である。
このため、現時点で直ちに国有林材の供給調整を行う必要は無いが、本年度計画された製品生産事業の着実な実行を図り、市場や需要者等に対し国有林材の安定的な供給に努めていくべきである。」
との検討結果となりました。
添付資料
1.委員会次第(PDF : 38KB)
2.国有林材供給調整検討委員会 委員等名簿(PDF : 61KB)
3.概要(PDF : 98KB)