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中部森林管理局

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    天生(あもう)GSS活動報告(令和3年8月)

     

     

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    令和3年8月31日(火曜日)

    8月最後の日。
    駐車場脇では『ハクサンシャジン』が満開です。
    爽やかな薄紫色が涼を感じさせてくれます。

        
    ハクサンシャジンには、多くの昆虫が寄ってきます。
    きっと、虫たちが寄ってくる仕掛けがあるはずです。
    1匹の虫が花から花へと移ろうとしている瞬間!
    小さな手足体を精一杯伸ばしています。

     
    このツル性の植物は『サルナシ』です。

    サルナシの実の大きさは、直径2cmほどです。
    ベビーキウイとも言われます。
    輪切りにすると、キウイそのものです。
    熟すと、味もキウイ!甘くて美味しいサルナシの実です。

    令和3年8月26日(木曜日)

    9月を目前に、天生の花は秋の準備が進んでいます。
    『アケボノシュスラン』今年もツボミがつきました。
    9月上旬には開花するでしょうか? 
    今から楽しみです。

        
    湿原内には『エゾリンドウ』の青色が映えます。
    こちらは、花の時期は長く9月中は楽しめるはず…です。

     
    『ツルリンドウ』も順番に花を開いています。
    花が終わると赤紫色の実をつけます。

    『ツバメオモト』の実も爽やかな青色。今が見頃です。
    この実は青色~紺色~黒色へと変化します。

    令和3年8月25日(水曜日)

    梅雨のような天気が続く今年の8月。
    天生の森も、ジトジトしています。
    この天気は、天生湿原を幻想的に魅せてくれます。

        
    可愛いキノコ。
    この写真は昨日撮影しました。
    傘の上に、少しだけキズがあります。

     
    そして、同じキノコ。
    本日撮影しました。
    キノコの成長は早く、1日でグンと傘を広げます。
    昨日の面影は、もうどこにもありません。

    傘の上のキズを見れば、同じキノコである事が分かりますね!
    色も形も変化します。森の変化は一瞬たりとも見逃す事ができません。

    令和3年8月24日(火曜日)

    本日のカラ谷湿原。
    毎年恒例!賑やかな色彩となっています。


    『白』湿原の足元に目を向けると、シラヒゲソウが沢山。


    『黄』目線の高さには、マルバダケブキ。そろそろ終わりかけです。

    『紫』猛毒ヤマトリカブトも鮮やかです。

    『赤』ヤブデマリの花が終わり実をつけているところです。
    パッと世界が変わったように目を惹きます。

    令和3年8月19日(木曜日)

    『タマゴタケ』は鮮やかな色彩が目を惹きます。
    こちらは、まだ幼い状態「幼菌」です。
    一見毒キノコのようですが、可食です。


    キノコは、傷みやすく壊れやすいです。
    このタマゴタケも、何らかの要因で傘が折れた物と思われます。
    それも又一興と、カメラを向けました。


    『チチタケ』です。
    飛騨地方ではあまり聞きませんが、ところ変われば(栃木県、群馬県の辺り)マツタケ以上に重宝されるようです。
    傷をつけると、傷口から白い乳液が出ます。
    針で刺すだけでも乳液が出てきます。
    (この写真は、地面から折れていた物で実験しました。)

    『イボテングタケ』は存在感があります。
    テングタケと名前が付くキノコは、有毒の割合が高いです。

    『タマゴテングタケモドキ』毒キノコです。
    比較的よく目にするキノコです。

    令和3年8月17日(火曜日)

    前線の停滞で、今年のお盆は雨続きでした。
    今週になっても、まだ降り止む気配はありません。
    天生のカタツムリはこの時期でもノソノソと歩いています。
    こんなに小さな個体が目に入りました。
    小さくても、しっかりとツノを出しているのが分かります。
    人差し指の指先ほどの大きさ…もう少しで、踏んでしまうところでした。


    こちらは、大きなカタツムリ。
    マルバダケブキの葉は、直径1m以上です。
    その葉の上に、ちょこんと乗っかています。
    大きな葉の上にいるので、小さく見えますが大きなカタツムリです。


    葉の上でセミの抜け殻を見つけました。
    抜け殻でセミの種類を同定することもできます。
    触角の長さであったり、色であったり、体長であったり…。
    なかなか、これと断定することは難しいです。
    雨が降るとセミの鳴き声はピタっととまります。

    令和3年8月12日(木曜日)

    噂のあの子が…開花しました。
    昨日までツボミだった『ツルニンジン』です。


    袋状のツボミがはじけ、5裂した花弁が浅く反り返ります。


    別名『ジイソブ』とも言われます。長野県木曽地域の方言で「お爺さんのソバカス」という意味です。

    膨らんだツボミからも想像できますが、ツルニンジンはキキョウ科です。
    小さい頃、花瓶に挿してあるキキョウの蕾を手で強制的に裂く!というイタズラをした事があります(笑)

    令和3年8月11日(水曜日)

    昨日、天生へのアプローチ、国道360号線は台風9号の影響により、丸1日通行止めでした。
    本日は、台風一過の天気となりました。
    天気予報の晴れ間を狙って、朝から多くの登山者が入山されました。

    夏場にしては珍しく、薬師岳~穂高連峰の峰がはっきりと見えました。

    台風は、強い風と雨をもたらしました。
    本日の天生は、台風後の見回りパトロールです。
    枯損木が倒れて来た現場です。
    倒れてきた木が歩道を塞いでいます。


    こちらは、枯れ枝が落下してきた現場です。

    いずれも、ノコを使い人力で除去作業を行いました。
    チェーンソーがあれば、一瞬の作業ですが、ノコだと時間がかかります。
    根気よく地道に作業を行いました。

    台風の中でも、咲き始めようとしている花があります。
    『ツルニンジン』です。ツボミの袋を膨らませています。
    開花はもうそろそろかな?

    令和3年8月5日(木曜日)

    カラ谷湿原に『アカバナ』が咲き始めました。


    カラ谷湿原の花は今からが見頃です。
    『マルバダケブキ』も順番に開花が始まっています。


    天生湿原では『ワレモコウ』の紅色が目に入ります。

    綺麗な紅色…漢字で書くと「吾亦紅」。
    亦は「~もまた」を意味します。
    諸説ありますが、「吾もまた紅なり」が名前の由来です。

    令和3年8月3日(火曜日)

    本日の木平湿原です。
    イヌガヤが沢山伸びています。


    湿原内には食虫植物の『コモウセンゴケ』の赤い粘毛が確認できます。
    ヒョロヒョロと細い茎を伸ばし、先端がクルンと巻いているのは花芽です。


    決定的瞬間!コモウセンゴケにトンボが捕まっています!
    昆虫の養分を消化吸収します。
    湿原の土壌には栄養塩類が乏しい為、昆虫から窒素化合物やリン酸を得て湿原に適応した生き方をしています。