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広報 中部の森林
平成17年3月
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愛知県内の国有林で初めての「法人の森林」契約
 
[国有林野管理課]2月25日、瀬戸国有林(定光寺自然休養林)内の「森林交流館」において、中部森林管理局と日本ハム株式会社との間で、分収育林「法人の森林」契約調印式が執り行われました。
この日は、「自然の叡智」をテーマに開催される「愛知万博」(愛・地球博)の開幕1ヶ月前にあたることから、メモリアルな日と位置づけ行いました。
調印式には、当局から関局長、山崎名古屋事務所長、高畑計画部長及び梶愛知森林管理事務所長が、日本ハム株式会社から田代中部圏営業統括部長のほか、来賓として定光寺自然休養林保護管理協議会から土川林野弘済会名古屋支部長、岡本愛知県労働者研修センター支配人にも参加頂くなど、多数の関係者が出席し、冒頭、関局長、田代中部圏営業統括部長による挨拶のあった後、契約調印式が行われました。
契約地は愛知県瀬戸市の瀬戸国有林(定光寺自然休養林)約5ヘクタール、契約期間20年間で、ヒノキ他広葉樹を主体とした人工林(61年生)及び天然林(77年生)となっています。
同社では、以前から自然環境の保全・育成を通じた社会貢献活動に関心を寄せられ、収益の一部を森林の造成や環境保全活動に役立てる「森林を守ろう!運動」を行っております。その一環として法人の森林の愛称を「みんなの森」とし、兵庫県、茨城県の国有林で法人の森林契約を締結し、取組みが進められているところです。 
今後は、社会貢献活動の一環として、従業員のボランティア活動による森林保全作業などに取り組むことになっており、「みんなの森林」の活動が、人と自然との共生や地球温暖化防止の取組みへと発展されることが期待されます。
 
国有林に「山のフィールドミュージアム」を設定
多様な活動を支援する協定締結
[飛騨署]3月5日、高山市奥飛騨温泉郷の新穂高ビジターセンター山楽館において、地元関係者等30名の立ち会いのもと、飛騨署とNPO法人「山の自然文化研究センター」は「森林学習等の活動に関する協定」を締結しました。
今回は、同センターから奥飛騨温泉郷周辺の多様で自然豊かな国有林をフィールドとして、歩道や簡易ベンチ等の施設の整備や一般市民を対象とした自然環境教育等の活動を実施したいとの要望があり、協定を結ぶことにより、当署としても今後の活動を支援する考えです。
対象となる協定地は、北アルプスのふもと穂高、焼岳、平湯国有林約140ヘクタールを「山のフィールドミュージアム」と名付け、自然と共生しながら、水辺の観察ゾーン等協定地の特色に合わせてゾーン分けをし、自然観察会を散策路の整備等に活用する考えです。
同センターは、北アルプス周辺の豊かな自然や文化を研究し、後世に継承する目的で、飛騨地方に縁の深い砂防研究者、登山指導員、自然公園指導員等が集まり、「自分たちの知識や経験を生かして、安全で豊かな地域作りと自然環境保全に貢献しよう」と昨年七月に設立され、今年二月に認証されました。
協定の締結後に行ったスノーハイキングに参加した、名古屋市や飛騨周辺22名の一般公募者は、スキーやスノーシューが初めての方も多く、講習の後に、新雪の鍋平高原で、冬の自然観察を楽しみました。
調印後握手する真田署長(右)と沢田理事長
第50回中日造林賞贈呈式
優良造林地など表彰、立松和平氏が記念講演
[名古屋事務所]中部9県の優良造林地などを表彰する第50回中日造林賞の贈呈式(主催:中日新聞社と中部日本治山治水連盟、後援:林野庁、中部森林管理局ほか)が3月7日、中日新聞本社で開催されました。
今回は、中日造林賞が昭和31年に創設され50回目を数えることから、これを記念して講演と森林ボランティア活動に取り組んでいる団体への助成事業も併せて行われました。
また、記念講演では、作家の立松和平氏が「古事の森―木の 文化を支える森づくり」と題して講演されました。
贈呈式では、主催者の大島中日新聞社社長から「愛・地球博が始まり、環境への意識が高まる中、環境保全に対する林業の重要性をあらためて紹介していきたい。今後も山を守り、地域社会のけん引者としてご活躍されることをお祈りします。」と挨拶がありました。
この後、山崎審査委員長(名古屋事務所長)の審査結果報告があり、関森林管理局長から林野庁長官賞を、大島中日新聞社社長から中日賞、奨励賞をそれぞれ受賞者に贈呈しました。
関局長から「中部日本は、有名な林業地や多くの篤林家を輩出してきたところであり、これら良き伝統が生きづいている。今回の受賞を契機に、後世に立派な森林を残すため引き続きご尽力をお願いします。」と挨拶があり、続いて、受賞者を代表して、優良造林地の部門で林野庁長官賞に輝いた、三重県紀伊長島町の濱口宗樹さんから「心が癒されるような美しい森をつくろうと励んできた。林業を取り巻く現状は厳しいが、受賞で大きな勇気を与えられた。」と挨拶がありました。

受賞者は2部門で8個人、2団体で次の方々です。(敬称略)

【優良造林地の部】
  • 林野庁長官賞=濱口宗樹(三重県北牟婁郡紀伊長島町)
  • 中日賞=鳥越政男(石川県羽咋郡志賀町)、玉井義三(福井県遠敷郡上中町)
  • 奨励賞=川田貞雄(滋賀県伊香郡木之本町)、大和財産区(岐阜県揖斐郡揖斐川町)、水口俊弘・花子(富山県南砺市)

【造林功労者の部】
  • 林野庁長官賞=宮本生一(静岡県静岡市)
  • 奨励賞=真田町外二市共有財産組合(長野県小県郡真田町)、加納進(愛知県東加茂 郡足助町)

【森林ボランティア助成表彰】
四団体に対し助成品の目録が大島社長から手渡されました。
  • tenmaどんぐりクラブ(愛知県一宮市)
  • 恵那山みどりの会(岐阜県中津川市)
  • 寿さと山くらぶ(長野県松本市)
  • 森だくさんの会(長野県高遠町)
林野庁長官賞が関局長から授与される
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