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東北森林管理局

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    トピックス

    米代川流域三署合同で広葉樹材の勉強会を開催しました

    広葉樹材については、樹種ごとに多種多様な使われ方があり、それに応じた需要層があります。
    また、外国産では仕入れが困難な場合もあります。
    このことから、国有林野事業で働く職員は国産広葉樹材について知識向上を図り、需要と供給のマッチングを意識し事業を進めることが重要となります。
    現在、国有林から供給される広葉樹材は、スギやカラマツを主とした人工林の森林整備を目的とした事業実行に伴い発生する小・中径木主体の広葉樹材ですが、使われ方や需要動向を理解すれば資源の有効活用が可能となります。

    しかしながら、昭和期の拡大造林や施業や広葉樹択伐施業の時代は多くの職員が広葉樹と接していましたが、広葉樹施業の最盛期から相当の年数が経過したため、若手職員を中心に広葉樹材の見方や使われ方、需要動向等についての知識が不足している状況です。

    このことを踏まえ、米代西部森林管理署では、今年、接近・通過した台風21号の強風により折れたり倒れたりした広葉樹を一般市場で販売する機会を捉え、米代川流域
    の米代東部森林管理署ならびに同上小阿仁支署の若手職員も加えた三署で広葉樹材の勉強会を開催しました。

    1日目(12月20日)の勉強会は、青森県黒石市に所在する青森県森林組合連合会津軽木材流通センターにて、当日の市日のため出材された広葉樹材を実際に目にし、採材(曲がりや節(ふし)などの欠点を考慮し丸太の長さ寸法を決めること)の仕方について勉強しました。

    欠点の見方や採材方法の説明を受けました。
    広葉樹は欠点の見方が非常に重要であることを理解しました。


    採材方法を勉強した後は、弘前市に所在し広葉樹材を購入・加工している「株式会社 ランバーテック工業」様の丸太加工工場を見学し、広葉樹丸太の加工技術と使われ方について勉強しました。
    この工場は、広葉樹の丸太をスライサーという機械を使い、かつら剝き(皮をむくように薄く長く帯状に切ること)にした薄板を国内外に出荷しており、椅子や家具、床材(フローリング)をはじめ多種多様な製品に使用されています。
    実際に目にしたことで、広葉樹の種類によって木目や色が違うことや、使われ方が違うことが理解できました。

    (ア)丸太を手前の機械でかつら剝きし、奥側で巻き取っています。
       注文や使い方に応じた厚さにかつら剝きします。
    (イ)巻き取った薄板は色々な幅に裁断されます。
    (ウ)ミズナラ(左)とブナ(右)の薄板です。
       どちらも家具や床材など身近なところに使われています。
       注文規格によっては2枚を繋ぎ合わせる加工もしています。




    2日目(12月21日)の勉強会は、青森県西目屋村に所在する「BUNAKO西目屋工場」様の工場見学を行いました。

    この会社は、ブナ材を加工したものを利用し青森県津軽地方の伝統産業であるブナコ製品を製作している会社です。
    ブナ材が豊富であった60年余り前に、青森県工業試験場がブナ材の有効利用を図る観点から研究し、加工・製作技術が確立しました。
    製作にあたっては、巻き方や成形に高度な技術を要するとともに、製品完成までほぼ100%ハンドメイドのため手間ひまがかかるそうです。

    なお、約15年前からは照明器具やスピーカー等のインテリア関連を開発・商品化し、国内はもとより海外でも好評を得ているそうです。

    この工場見学では、伝統産業の発展・保護の観点に立った資源の有効利用を考えた木材供給の重要性を勉強しました。

    (ア)
    ブナ材をかつら剝きし、所定の幅にカットしたものを使います。
    (イ)
    職人さんにより円形状に巻いていきますが、力の加減が非常に難しいそうです。
    (ウ)
    巻きつけが終わったものを、成形の職人さんが商品に応じた形にします。
    (エ)
    形になったものを、研磨・糊付け・塗装・乾燥して商品の完成です。


    照明器具やスピーカーを製作するブナコ技術に参加者全員が驚きました。

    ブナコ工場の見学終了後は、再び津軽木材流センターにて広葉樹の見方等について講義を受けました。
    この講義では、それぞれの広葉樹の特徴や使われ方等の最低限習得すべきポイントを教わり、種類ごとの様々な使われ方が理解でき大変勉強になりました。
    また、使われ方や加工方法に応じ採材方法も色々あることが理解でき大変勉強になりました。

    使われ方や需要動向、欠点の見方等について講義を受けました。
    実際の丸太を例にしながら、欠点や採材方法と販売結果の比較を全員でディスカッションし、更に理解を深めました。

    以上で二日間に渡る勉強会は無事終了しました。

    今回の勉強会の振り返りでは、広葉樹材の欠点の見方や採材方法が難しかったようですが、
    • 人工林の森林整備を目的とした事業で発生する小・中径木や曲り等の欠点のある広葉樹材でも需要があること
    • 広葉樹材の使われ方や加工技術を知ることができたこと
    • 広葉樹材への関心が低かったことに気付き、業務改善の向上意識が高まったこと
    等々、今後の業務の進め方のステップアップに繋がった有意義な勉強会となったようです。

    米代西部森林管理署では、国有林職員としての技術力の向上を図るため、引き続いて各種研修等に実施について取り組んで参ります。


    【あとがき】

    今回の勉強会の開催にあたり、
    • 青森県森林組合連合会の職員の方々
    • 株式会社ランバーテック工業の従業員の方々
    • BUNAKO西目屋工場の従業員の方々
    におかれましては、お急がしい中にもかかわらず温かく対応して下さり大変お世話になりました。
    参加者一同、厚くお礼申し上げます。


    マツクイ虫被害調査を行いました


    米代西部森林管理署が管理経営している海岸防災保安林をマツクイ虫被害から守り、周辺地域への拡大を防ぐ防除事業のための被害調査を行いました。


    対象地は、通称「風の松原」と呼ばれ能代市民の憩いのフィールドとして利用されている後谷地(うしろやち)国有林301.47ヘクタールと、強風による砂の移動を防ぐ機能の発揮が期待される大開浜(おおびらきはま)国有林40.52ヘクタールの合わせて341.99ヘクタールです。

    米代西部森林管理署ではマツクイ虫被害の発生原因となる羽化直後のマツノマダラカミキリ成虫の駆除を目的とした薬剤散布を6月に実施しましたが、成虫による食害を受けたマツは夏以降赤く変色し枯れ始めます。

    枯れたマツの内部には「マツノザイセンチュウ」というマツ枯れの原因となる線虫と線虫を保有するマツノマダラカミキリ幼虫が潜んでいます。
    この幼虫が翌年の6月前後に羽化し健全なマツを食害することによってマツ枯れの被害が再発するメカニズムです。
    このことから、マツノザイセンチュウそのものの駆除はもちろんのことですが、来春以降に羽化する幼虫を駆除することがとても重要となります。

    そのためには、被害を受け枯れたマツを林内から除去し、適正に処理しなければなりません。
    米代西部森林管理署では、被害木を伐り倒した後に薬剤を散布しシートで覆い薫蒸処理を行う「伐倒駆除(ばっとうくじょ)」と、伐り倒した後にチッパーという機械を用いて木片を10cm以下に破砕する「特別伐倒駆除(とくべつばっとうくじょ)」の処理方法を行っています。

    #シートで覆い薫蒸処理する「伐倒駆除」


    #チッパーにより破砕する「特別伐倒駆除」




    林内から除去し処理するためには、正確に被害木を見つけ直径や木の高さを測定しなければなりません。
    ドローンも活用可能ですが、被害木の正確な確認や測定にはどうしても人力で調査せざるを得ない現状です。
    このことから、米代西部森林管理署では職員総出で各森林官を班長とする7班に分け、横一列の隊列をとりローラー戦術で調査を行いました。

    米代西部森林管理署能代森林事務所所属野村技官がドローンの活用について試験研究し、東北森林管理局で昨年度発表、11月30日には林野庁にて発表します。

    横一列に隊列を組んでいるところです 隊列を乱さぬよう調査しているところです






    約342haの面積(東京ドーム約68個分)をローラー戦術で行うためには各班ならびに一人ひとりの連携した行動が大事となり、少しでも連携が崩れると効率性や精度が低下してしまいます。
    このため、調査初日の9月20日に関係職員全員が集合し、調査の進め方や注意点について共有・確認する打合せ会議を行いました。
    また、日々の作業前にも各班のミーティングを入念に行いながら調査を進めました。


    調査に従事する職員全員で留意点等について話し合いました 作業環境や人員が変わることもあるため、日々のミーティングも重要です





    このように綿密に連携を取り合いながら始まった調査も10月17日まで、延べ12日・174人をもって無事終了しました。
    今後は、調査結果を踏まえ除去費用計算を行い、12月下旬から3月上旬を作業期間とした駆除作業を実施する予定です。


    【皆様方へのお願い!!】
    米代西部森林管理署が行うマツクイ虫防除事業の実施に当たり、駆除作業中は市民の皆さんをはじめ観光を目的に訪れる方々にも通行規制や騒音等でご不便とご迷惑をお掛けしますが、駆除作業に対するご理解とご協力について何卒よろしくお願いたします。


    ☆あと書き☆
    職員総出による被害調査も16年目となりました。
    職員の減少と高齢化の中、通常業務を抱えながら約1ヶ月に及び被害調査に従事した各森林官ならびに森林事務所所属職員の皆さん、本当にお疲れ様でした。






    労働災害防止協議会を開催しました


    今後、事業最盛期を迎え、労働災害の危険性が高まることから7月26日(木曜日)に労働災害防止協議会を開催しました。

    林業では伐倒作業を起因とする労働災害が大半を占めていることから、今回の協議会は生産請負事業の受注者を対象に、能代労働基準監督署及び
    林業・木材製造業労働災害防止協会秋田県支部の方にもご出席いただき、午前は現場診断、午後は室内協議を行いました。

    生産請負事業を実際に行っている現場で、「伐倒」~「プロセッサーによる造材」~「フォワーダへの積み込み」~「フォワーダ運搬」の車両系システムの
    一連の作業を出席者全員で作業点検しました。



    午後からは当署会議室にて点検内容の報告や労働基準監督署及び労働災害防止協会の方からの労働安全に関する指示事項の伝達や、情報提供
    がありました。



    労働災害は本人はもとより、家族・友人・同僚・会社にとっても不幸なことです。
    「災害を起こさない・起こさせない」ことを基本とし、引き続き関係機関と連携を図り平成30年度の各事業が無災害で終了できるよう労働災害
    の防止を図って参りたいと考えています。

    コンテナ苗生産現場の見学研修を行いました

    研修は、秋田県山本郡三種町で苗木生産を行っている「田村山林緑化農園」を会場に当署職員6名及び山本地域振興局職員5名に加え、急遽、小島局長ならびに小林森林整備部長
    にもご参加をいただき8月8日(水曜日)に実施しました。

    植え付けは健全な森林造成の第一歩となる作業ですのでコンテナ苗の構造や育苗管理について知識を深めることが重要です。

    このことから、実際に苗木生産で「見る・聞く」ことによりコンテナ苗について理解を深め、地域の森林づくりにフィードバックすることを大目標とする研修を企画しました。
    企画するに当たり、コンテナ苗の普及・定着のためには民有林との連携が重要と考え、当地域の民有林行政機関である山本地域振興局農林部に所属する職員の方
    も参加する研修としました。

    皆伐(かいばつ:一定のまとわりの林木を一度に全部伐採する方法)をした後、次の新たな森林づくりのため新植を行います。
    以前は、根がむき出しになっている「普通苗」を使用していましたが、近年は造林の作業コスト削減のためにコルク栓状に成型された「コンテナ苗」が主流となっています。

    コンテナ苗は普通苗に比べ、
    (ア)活着(かっちゃく)が良く、成長も普通苗と変わらない※活着とは発根・成長し根付くこと
    (イ)コンテナ苗は冬期以外であれば基本的には時期を限定せず植え付けできる
    (ウ)植え付け方法が簡単(専用器具で穴をあけるだけ)で労力も少なくて済む
    等の特徴があり、造林事業のコスト縮減につながります。

    当署の畠山次長の開講挨拶に続き、田村代表取締役から、

    ・培地造り
    ・育苗管理
    ・コンテナ容器の種類や構造によるメリット・デメリット
    ・苗木生産計画と需要バランス
    規格と品質管理の重要性
    植え付けの留意事項

    等、圃場を移動しながら育苗から出荷まで一連の工程について説明を受けました。
    また、コンテナ苗に知見のある小島局長からも説明があり、積極的なディスカッションも行われていました。

    研修風景は以下のとおりです。

    #1 畠山次長による開講挨拶


    #2 培地造りの説明


    #3コンテナ容器について説明


    #4 生分解シートを使った苗木紹介や苗木の規格と根部の構造について説明


    #5 小島局長のコンテナ苗の扱いや植え方の注意点の説明とディスカッション


    #6 出荷場所における最終管理の説明


    研修生からは、

    普通苗とコンテナ苗の育苗技術は全く違うということが印象に残った
    コンテナ苗の根部の良し悪しの判断基準が理解できた
    「苗木造りはサイエンス」、「苗木造りは失敗から学ぶことも大きいが、損害も大きい」との言葉が印象に残った
    活着・成長が良いとはいえ、扱い方や植え方に細心の注意が必要であることが理解できた
    出荷規格が国と県で違うことを初めて知った

    以上のほか、多くの感想・意見がありました。

    今回の研修では、コンテナ苗の生産現場を直接見ることができ、参加職員にとって大変貴重な経験となったようです。
    また、県職員と国有林職員が一緒にOJT研修を実施したことも意義深いものとなったように思います。

    田村さんの案内・説明から質疑応答までの見学研修が終わった後、小島局長より今回の研修を機にコンテナ苗の普及に尽力願いますとの研修の振り返りをしていただき、研修は
    無事に終了しました。
    なお、今後は10月頃を目途にコンテナ苗を植える予定の造林請負箇所で実地研修を行う予定としています。

    小島局長より見学研修の振り返り



    最後に、研修生の受け入れから説明までお世話して下さいました田村山林緑化農園の田村さんをはじめ農園職員の方に
    厚くお礼申し上げます。






    伝達研修を行いました

    ★局研修(経営実務)を受講した若手職員2名(今技官・中村技官)が伝達研修を行いました。
      伝達項目は、森林計画制度・保安林制度・保護林制度・実行整理(編成作業)と多岐にわたりました。

        【伝達研修の主な内容】

         国有林の森林計画制度は、「森林法」と「国有林野の管理経営に関する法律」、および「国有林野管理経営規程」に基づき、

        ・地域別の森林計画  「森林法」
        ・地域管理経営計画  「国有林野の管理経営に関する法律」
        ・国有林野施業実施計画  「国有林野管理経営規程」

        の3計画の体系で構成され、5年サイクルで、

        ・森林整備の方針
        ・管理経営の方針
        ・伐採量や保育量、ならびに林道・治山施設等

        の5ヵ年度分の方針と主要事業量を策定します。
        森林計画制度は私たち国有林野事業で働く職員にとって非常に重要なものです。

    【森林計画制度について伝達する今技官)

       また、森林計画の策定・樹立に当たっては、

       ・正しい図面
       ・精度が高い森林調査簿

       が必要となるので過去5ヵ年度分の事業実行の結果を整理し、図面と森林調査簿を訂正しなければなりません。
       この作業を怠ると新計画期間中の事業実行に大きな支障が生じます。

    【実行結果(編成作業)について伝達する中村技官】


    以上のように、私たち国有林野事業で働く職員の根幹である森林計画制度と実行整理にウェートを置いた伝達研修となりました。

       今回の伝達研修は「相手に伝える」訓練も目的の一つでした。
       今後、外部の方々へ情報を発信する機会が増える両名です。
       せっかく作成した資料や説明内容が相手に伝わらないと意味がありません。

      今回の伝達研修は、方法等を敢えて示さず目的を伏して進めました。
      両名ともと惑いながらも資料をつくり、また、緊張しながらも真剣な態度で伝達していました。


    ★伝達研修終了後、「振り返り」を総括森林整備官と行いました。

       【振り返りの内容】

       ・緊張したため早口となってしまい、持ち時間を大幅に余してしまった
       ・限られた時間の中で、決められた期限までに資料を作ることができた
       ・機器の準備・設置や会場レイアウトの事前打合せも必要
       ・資料内容を単調に見せるのではなく、自分が「伝えたい」ポイントやキーワードを抜き出して表示し、話す際は強調すること
       ・スライドには見えて確認できる文字数に限界があることから、資料とスライドは同じ必要はない
       ・保護林等の説明の際、局全体の説明の後に米代西部森林管理署の設定状況を付け加えれば聞く側も興味が沸くのではないか

      等、次のプレゼンテーションの機会に向け感想や意見交換を行い一連の伝達研修を終えました。

      以上、若手職員の伝達研修の様子をお伝えしましたが、米代西部森林管理署では若手職員の「発信力」向上のため、引き続き色々な機会を利用し取り組んで参ります。













    平成30年5月23日(水曜日)から24日(木曜日)広葉樹択伐施業勉強会を実施しました

    広葉樹施業の最盛期から年数が経過し、施業の考えや調査方法について熟知している職員が減少したことから、「技術の継承」と「技術力の向上」を目的に5月23日~24日の2日間にわたり、局計画課ならびに資源活用課の担当職員を講師に招き勉強会を実施しました。


    《5月23日》

    広葉樹施業の抗議の前に、PDA(パーソナル・デジタル・アシスト)操作の向上を目的とした講義を行いました。
    PDAには図面情報が入っており、GPS受信機能により自らの位置を把握することができ、国有林野事業において林況調査等に活用しています。

    PDA2

    PDA操作の講義に引き続き、計画課の流域管理調整官による広葉樹施業について講義がありました。
    「管理経営の指針」及び「天然林施業の手引き」を用い、施業目標と施業方法から伐採後の更新や植生状況による林床型(ブナ型・落葉低木型・ササ型)について説明がありました。

    広葉樹施業


    広葉樹施業の講義の次に資源活用課の収穫係長による立木の調査方法等について講義がありました。
    「東北森林管理局収穫調査規程」に基づき、広葉樹の品質判定や調査時の留意事項ついて説明がありました。

    調査規程


    以上で、1日目のスケジュールが終了しました。
    若手からベテランまで幅広い年齢層の職員が受講しました。
    特に若手職員は施業体系から用語まで初めて聞くため理解することが難しかったようです。


    《5月24日》

    2日目は1日目の座学で学んだことを、更に理解を深めるための現地実習です。
    今回は広葉樹施業のうち、「択伐施業」という抜き伐り法についての実習です。
    現地到着後、施業の必要性の可否から林床型の検討、選木方法から収穫調査まで前日の復習を兼ね一連の説明を受けた後、実際の調査を行いました。

     

    最初の作業は実習用プロット内(25m×20m)を輪尺(りんじゃく)で1本1本胸高部の直径測定と樹高を計測し、林分蓄積を知るための調査です。
    傾斜のあるプロット内の全ての立木を調査しなければならないので、計測する職員も大変なようでした。



    プロット調査を行い林分の蓄積量を把握した後は、稚幼樹の成長具合や配置、伐採後に生じるギャップに対する影響や搬出するための森林作業道のルート等を勘案しながらの調査です。
    「収穫調査規程」に基づき、選木したものついて、(ア)樹種、(イ)直径、(ウ)樹高、(エ)品質を調査します。
    なお、「管理経営の指針」では、択伐施業における伐採材積は林分蓄積量に対し30%以内と定められています。




    一連の作業を行い、実習終了後に局講師よりそれぞれ講評が行われました。



    最後に計画調整官より2日間の研修を振り返り、
    (ア)調査員の搬出ルートの考えがじゅうようとなるので、この方面の知識と技術の研鑽が必要
    (イ)多地域から広葉樹の供給要望が出てきていることから、いつでも対応できるよう引き続き勉強してほしい
    (ウ)自分自身の復習も兼ね一緒に学ぶことができ、大変有意義な内容の勉強会であった
    との、講評をいただき勉強会を終了しました。




    今回の勉強会について若手職員からは、

    PDA操作について理解でき、有効活用したい
    木の種類の勉強も必要
    プロット調査が大変だった
    色々な施業方法があることを知った
    ポイントを押さえ説明してくれた局講師に感謝します(機会があれば別テーマでまた局講師を招いた勉強会を開催してほしい)

    等々の感想があり、今後の知識と技術の習得に意欲が沸いた様子でした。

    以上、広葉樹施業の勉強会の様子をお伝えしましたが、今年度、米代西部森林管理署では若手職員の人材育成に重点を置き、OJT計画と並行し勉強会や講習会を引き続き行う予定です。
    実施した際の様子については、その都度ホームページに掲載します。




    平成30年3月1日(木曜日)職場内研修を実施しました

    本日、小会議室において採用から3年目までの職員を対象としたOJTを実施しました。
    署長の説示から始まり、総括森林整備官を中心として造林及び生産事業から編成業務等の講義を実施し、各担当官から収穫調査規程・保安林等法令・試験林等についての講義を行いました。
    希望する職員の傍聴についても募ったところ講義によっては10名を越える参加となりました。


    平成30年2月6日(火曜日)小林森林整備部長巡閲

    本日、平成30年1月11日付けで東北森林管理局へ着任された小林森林整備部長が来署されました。

    部長説示

    平成30年1月30日(火曜日)から31日(水曜日)東北森林管理局森林・林業技術交流発表会が開催されました。

       1月30日(火曜日)から31日(水曜日)に秋田市秋田アトリオンにて開催された東北森林管理局の森林・林業技術交流発表会に、当署能代森林事務所森林官補の野村祐紀さんが「松くい虫被害調査における従来踏査とドローン調査の比較」の研究発表を行い奨励賞を受賞しました。
    (共同研究者:秋田県 山本地域振興局 森づくり推進課佐藤衛さん)

      おめでとうございました。

    平成29年7月5日(水曜日)平成29年度米代西部森林管理署安全大会を開催しました

    平成29年7月4日(水曜日)環境整備を実施しました

    6月15日(木曜日)舘山森林整備官2級精勤賞(勤続20年)



            おめでとうございます

    平成29年6月8日(木曜日)列状間伐の現地検討会を開催しました 

      本年度の採材検討会を当署関係事業体を対象として、山本郡藤里町大沢字二ノ又国有林1165ろ林小班内で開催しました。
     新屋敷署長の開催挨拶のあと秋田県森林組合連合会小野販売課長補佐から現在の市況についてお話してい頂いた後、虻川主任森林整備官の概要説明に入り検討を行いました。
      その後お昼を挟み昨年度列状間伐の現地検討会を行った、山本郡藤里町大沢字二ノ又国有林1184と2林小班内に移動し、高橋主任森林整備官の進行で実行結果について現地検証を実施しました。
    検証会では森林作業道についての説明や意見交換も実施しました。

    新屋敷署長
     
     小野販売課長補佐
     虻川主任森林整備官概況
    雨の中での開催となりました
     

     
     
         
    高橋主任森林整備官説明 
     説明する林業小山組 信太取締役
     

    お問合せ先

    米代西部森林管理署

    ダイヤルイン:0185-54-5511
    FAX番号:0185-54-5514

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