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7月上旬は天候不順が続き、巡視ルートの変更を余技なくされましたが、7月12日頃より天候も回復し順調な巡視活動となりました。馬の背ルートは自主規制されていますが、刈田リフトが8月末まで無料ということもあって、登山者の方が徐々に増加しています。
熊野岳のコマクサは昨年より5日ほど早い、7月5日に開花を確認しました。7月26日には山形県も梅雨明けを迎えました。いよいよ本格的な夏休み期間に突入した事やプレミアム旅行券の効果もあり、蔵王を訪れる方が急増すると思われます。
蔵王は標高も高く避暑には最適ですが、熱中症の一歩手前の症状の方を保護したこともあるので、登山の際は休憩と水分・塩分補給をまめに行い、自主規制等のルールを守りつつ蔵王の自然を楽しんでいただければと思います。
ヨツバヒヨドリの蜜を吸うアサギマダラ(7月29日)
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いろは沼のギボウシの花が最盛期です。(7月29日) |
熊野岳のコマクサも終盤です。(7月29日) |
祓川登山道を下りいろは沼へ移動中(7月26日) |
雨上がりの「うつぼ沼」(7月25日) |
大雨の御田ノ神湿原キンコウカがピークです。(7月23日) |
ワサ小屋跡から祓川登山道を巡視中(7月22日) |
灯りで蛾を集め、水面に落ちた蛾を回収して分類作業を行います。(7月22日)
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トウヒツヅリヒマハマキ(蛾)の食害からアオモリトドマツを守るため、ライトトラップを設置して蛾を捕獲しています。(7月22日) |
アキノキリンソウ(7月22日)
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ミヤマシャジン(7月22日)
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イブキセリ(7月20日)
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ヤマブキショウマ(7月20日)
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ヤマホタルブクロ(7月20日)
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ヨツバヒヨドリ(7月19日) |
ウツボグサ(7月19日)
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ノリウツギ(7月19日)
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イワイチョウ(7月15日) |
ヤマハハコ(7月15日)
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シロバナトウウチソウ(7月15日)
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三宝荒神山でイワオトギリが満開(7月15日) |
サワラン(7月12日)
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蔵王山神社の例大祭が行われました。(7月12日)
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快晴に恵まれ熊野岳山頂は60人ぐらいの人。今シーズン最高の人出。(7月12日) |
熊野岳周辺コマクサに加え、オノエランも見頃です。 |
いろは沼でキンコウカの開花を確認しました。(7月8日)
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今年初めてロープウェイの車窓から月山と朝日連峰がハッキリと見えました。(7月8日) |
熊野岳頂上のコマクサ咲き始めました(7月5日)
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三宝荒神山で登山マナーの普及啓発パンフレットを配布(7月5日) |
ドッコ沼周辺のトキソウ(7月4日) |
刈田駐車場。霧で視界不良(7月4日)
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午後から巡視です。中央高原散策路のベニバナイチヤクソウ。(7月2日)
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午前中は山形森林管理署の安全大会に参加。AEDの操作訓練の様子です。(7月2日)
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6月3日より今年の森林巡視を開始しました。
多くの方にご心配いただいた蔵王山の噴火警報等については、4月13日に発表された「噴火警報(火口周辺)」は、平成27年6月16日午前9時に解除され、現在は「噴火予報」(活火山であることに留意)となっております。6月22日(月曜日)に蔵王エコーライン、蔵王ハイラインも開通し、お釜の姿を見れるようになりました。西蔵王有料道路と蔵王ハイラインについては、それぞれ8月末、7月末まで通行料が無料となっています。
「噴火警報(火口周辺)」は解除となりましたが、観光客・登山客等の安全を確保する観点から自主的な規制等を行っており、山形側では通称「馬の背」(蔵王刈田リフト分岐から三叉路)が通行禁止となっておりますので、ご理解とご協力をお願いします。また、宮城県側も自主規制により通行止めをお願いしている登山道があるので、下記のURLからご確認願います。
今年も蔵王の魅力を分かりやすくお伝えしたいと考えております。蔵王で見かけたらお気軽に声をかけてください。
不動滝(6月28日)
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巡視に使用している車です。(6月27日)
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昨年はコバイケイソウの花の当たり年でしたが、今年も花をたくさん見かけます(6月24日)
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今年最初の御田ノ神湿原。ワタスゲが綺麗です。(6月21日) |
熊野岳に設置されている地震の観測装置(6月21日) |
蔵王のシンボル「お釜」(6月20日) |
熊野岳避難小屋周辺にコマクサが咲き始めました。(6月20日)
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「噴火警報(火口周辺)」は解除となりましたが、「噴火予報」(活火山であることに留意)が発令されています。自主規制により馬の背ルートは通行が出来ませんのでご協力お願いします。(6月20日) |
雨上がりのドッコ沼。綺麗です。(6月17日) |
蔵王山頂駅周辺、雨で視界が不良です。(6月17日) |
祓川コースには残雪が多いため注意!(6月14日) |
坊平高原のゴゼンタチバナが満開です。(6月14日)
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山形森林管理署が昨年トウヒツヅリヒメハマキの食害を受けたアオモリトドマツに植物活力剤を注入しました。注入完了後に空ボトルは回収。(6月13日) |
コケモモの花とガンコウラン(6月13日) |
マイヅルソウ(6月10日) |
祓川ルート上の倒木。撤去が始まりました。(6月10日)
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快晴のため蔵王山麓駅駐車場には50台近くの車がありました。いろは沼周辺ではワタスゲ、ミツバオウレン、祓川コースではムラサキヤシオツツジ、イワカガミが見頃です。(6月7日) |
ムラサキヤシオツツジが咲きました。(6月7日) |
地蔵山近くは例年より雪が多いです。地蔵山頂駅周辺の気温は5度でした。(6月6日)
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ウワミズザクラがが開花中(6月6日) |
6月22日にエコーラインが開通しました。6月3日の時点では通行止めでした。
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山形森林管理署では、自然が豊かに残っている蔵王連峰の国有林内において、平成19年度より森林保護員(愛称:グリーン・サポート・スタッフ)による森林巡視活動に取り組んでいます。
グリーン・サポート・スタッフは、休日等の観光客の方が多い時期等に、森林保全巡視活動や訪問者へのマナーアップの呼びかけを行い、入り込み者の増加等による植生荒廃の防止など、蔵王の自然環境を守るための活動を行います。活動の様子はホームページで順次、公開していきます。
今年度は2名体制で、6月3日から10月中旬まで、蔵王国定公園内の国有林において巡視を行います。見かけたら気軽に声をかけてください!
蔵王で見かけたら気軽に声をかけてください
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山形森林管理署長より辞令の交付を受けました |
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山形森林管理署
担当者:森林技術指導官
ダイヤルイン:0237-86-3161
FAX:0237-86-3163