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東北森林管理局

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    小学生を対象とした治山教室の開催について(9月5日)

      深浦町立深浦小学校5年生を対象に治山教室を開催しました。
    森林の働きや山地災害発生事例、治山事業についてパネル等を使って説明を行いました。参加した小学生には治山に関する標語の募集を行い、平成29年度に同町内の長慶平地区に完成する治山ダムの堤名板に標語を掲示することとしています。
     
      
    しおり 
      樹木当てクイズに使用したしおりです。
    写真は左からカツラ、ヤマモミジ、ブナの3種類を用意しました。
    しおりは、葉を一週間乾燥させてラミネートし、フチどりとリボンテープを付けて手作りしました。
    校長先生 
    治山教室が始まったところです。
    校長先生にも参加していただきました。

    手を上げて
      はじめに、しおりの葉の樹木当てクイズを行いました。
    小学生からは、「ヤマモミジ」、「カツラ」、「ブナ」の声が上がり、全問正解という、すばらしい結果となりました。
    カツラの葉については、あまいにおいがするとの発表があり大人顔負けの知識の子もいました。
     発表
    森林のもつ防災機能について質問したところ、小学生からは山の崩れを防ぐ効果について発表がありました。
    色々なダム
    治山ダムと多目的のダムのちがいについても説明しました。
    一般にダムというと、多目的ダムを想像するようです。
     ダム模式説明
    自作した簡易な模型をつかって、治山ダムの効果を説明しています。
    治山ダムがある場合、ない場合の土砂流出状況を図で説明しています。
    動画説明
    土石流や地すべりの発生状況の動画を見ています。
    説明する人も力が入りました。
    小学生からは、土石流や地すべりの迫力に「オー」の声があがりました。
    長慶平説明
      同町内の長慶平地区では、平成29年度治山ダムを施工しており、土砂流出等の被害状況と治山ダムの必要性を説明しました。 
    集合写真
    最後に、みんなで記念撮影です。
    ハキハキと元気な深浦小学校5年生から、森林の働き等について活発に意見が出され、
    有意義な治山教室になりました。
     

     

    終わりに

    治山教室は授業の四時間目45分間と短い時間で行い、森林の働きや山地災害、治山事業といろいろな話をしましたが時間内に標語を作ってくれた小学生もいたので嬉しく思いました。
    森林にはたくさんの働きがあり、治山事業はその森林を守り育てるものですが、治山ダム等は山奥に位置しており、現地見学は移動手段や時間的に難しいことから、教室内でわかりやすい説明を行うため写真やイラスト、簡易な模型を説明資料として活用しました。
    今後もさまざまな機会を捉え、治山事業のPRが図られるよう、関係の方々への事業説明や関係機関との連携、今回のような治山教室等の取り組みを継続していきたいと考えております。




    お問合せ先

    津軽森林管理署

    ダイヤルイン:0172-27-2800
    FAX番号:0172-27-0733