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東北森林管理局

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    マザーツリーに会って来ました


      白神のシンボルと言われる「マザーツリー」は、青森県の西目屋村と鰺ヶ沢町の境にある「津軽峠」にあります。
      ブナの木の寿命は 300年前後と言われていますが、マザーツリーは、推定樹齢が 400年以上とされ とても長生きをしています。
     
      昨年の6月 ウッドデッキを設置した時の様子です。
      立ち姿がミロのビーナスのように見えませんか?
     


      みなさんの記憶に新しいと思いますが、昨年、9月4日深夜から5日未明にかけて青森県を通過した 台風21号の暴風により、このマザーツリーが地上9mのところで幹が折れ落下してしまいました。
      台風通過により白神ラインが通行止めだったため、9月6日に撮影された写真です。
      とても痛々しい姿で涙が出ます。



      幹が折れたあと、関係機関や団体などで構成している「白神山地・暗門の滝森林環境整備推進協議会」の臨時総会を10月上旬に開催し、マザーツリーの今後について話し合いを行い、折れて残った幹への応急処置や歩道に落下した枝の除去を、津軽森林管理署が行うことになりました。
      この作業は 10月中旬に行い、その様子は下記のページで紹介しています。
        マザーツリー保護等の作業について

      津軽峠に至る白神ラインは、昨年11月15日から 長い冬の通行止めに入りました。
      昨年、最後にマザーツリーに会ったのは、11月2日、晩秋の小春日和の暖かい日でした。
      長い冬を乗り越えて、春には無事に芽吹いている姿を願って現地をあとにしました。
      その様子は下記のページで紹介しています。
        平成30年度 津軽峠「マザーツリー」への来訪者数について

      昨年、11月2日の様子です。

      
      年が明けて5月30日、白神ラインの通行止めが解除になり、約7ヶ月の期間を経て マザーツリーに会いに行ってきました。
      少し緊張しながら歩道を進みます。


      「よかったぁ」

      この一言で分かってくれたと思います。
      昨年の姿のまま、無事に芽吹いてくれたことを皆さんに報告します。
      通行止めの解除とともに来訪者がありました。聞けば、地元 弘前市の方と遠く秋田市からの二人連れでした。
      
      残った幹や落下した幹や枝などは、自然の推移を学習する場としてそのまま見てもらう事にしています。
      そのため、マザーツリー周辺には、ロープで立入り禁止区域を設定しています。
      安全のため、離れた場所から見て頂くようお願いします。

      今年、5月30日の様子です。


    あとがき

      雪が少ないと言われた割には、山の雪解けは遅いと感じた方が多かったようです。
      大型連休前の雪、5月中旬の真夏のような暑さ、天候不順で始まった夏山シーズン。
      昨年、マザーツリーはブナの実をたくさんつけました。津軽峠周辺も同じです。
      ブナ巨木ふれあいの径では、たくさんのブナの芽吹きを見ることが出来ます。
      マザーツリーは元気です、山全体も元気です。
      今年も、入山カウンターを設置しました。
      新緑から深緑へ、今年の緑は例年と違い力強さを感じます。是非、津軽峠まで足を運んで、大自然からのパワーを感じて下さい。
      





    お問合せ先

    津軽森林管理署

    ダイヤルイン:0172-27-2800
    FAX番号:0172-27-0733