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東北森林管理局

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    低密度植栽試験地

    森林資源の成熟による主伐( 皆伐) の増加に伴い、主伐後の再造林の増加が予想されます。こうした中、森林の多面的機能を十分に発揮していくためには、間伐の推進に加え、主伐後の再造林を確実に実施することが必要です。
    当支署では、効率的に再造林を行うため、造林・保育の低コスト化を図る取組みとして植栽本数を減らした試験地を設定しています。

    試験地の概要

    試験地は、平成26年に1ha当たり500本、1000本、1500本、2500本の植栽本数区を設定しました。

    また、下刈作業省略の効果を検証するため、下刈を毎年行う区域と隔年で行う区域を設定しています。

     

    場所:遠野市土淵町栃内東恩徳国有林38い3,4,5林小班

    試験地面積:16.49ha(8区画)

    植栽樹種:カラマツ(裸苗) 

    低密度区画図

    A、B区は、1,000本/ha

    C、D区は、2,500本/ha

    E、F区は、1,500本/ha

    G、H区は、500本/ha

     

    A,C,E,G区は、隔年で下刈を実行

    B,D,F,H区は、毎年下刈を実行

    (隔年区は、H27下刈を省略し、H29(4年目)は全箇所下刈を省略)

     

    試験地の状況(撮影:平成28年5月)

    A近景
    A区(1,000本/ha)
    B近景
    B区(1,000本/ha)
     

     

    試験地遠景
    試験地遠景(左からF,G,H)




     

     

    お問合せ先

    岩手南部森林管理署遠野支署
    担当者:業務グループ
    ダイヤルイン:0198-62-2670
    FAX:0198-62-9628