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東北森林管理局

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    一貫作業システム現地検討会

    近年、森林資源の成熟による主伐の増加に伴い、主伐後の再造林の増加が見込まれる中、森林の多面的機能を十分に発揮していくためには、間伐の推進に加え、主伐後の再造林を確実に実施することが必要であり、また、これらを実施するためには低コスト化が重要な課題となっています。
    国有林では、効率的に再造林を行い造林費用の低コスト化を図るため、伐採から植付けまでを一括して行う一貫作業システムの実施に取組んでいます。
    また、当支署では、低コスト化の実現へ向けて一貫作業システム現地検討会を開催し、林業関係機関・団体等への普及に努めています。

    平成29年度一貫作業システム現地検討会

    日時:平成29年9月28日(木曜日)13:30~
    場所:遠野市宮守町達曽部字椛川目山国有林752林班
    参加者:岩手県山林種苗組合、遠野農林振興センター、遠野市林業振興課、花巻市森林組合、遠野地方森林組合、岩手県森林整備協同組合
              岩手南部国有林材生産協同組合、遠野地区国有林材協同組合、(株)昭林遠野営業所、岩手南部森林管理署遠野支署

    実施内容

    • 一貫作業システムについての説明
    • 近年における苗木の需給実態について(岩手県山林種苗組合様)
    • 現地概要説明
    • コンテナ苗による植付の実演(遠野地区国有林材生産協同組合様)
    • 参加者による植付けの実習
    • 質疑・応答

    実施状況

    前半は、使用機械、使用器具類、コンテナ苗、一貫作業システム等についてを当支署から説明した後、岩手県山林種苗組合 吉田様より
    「近年の苗木の需給実態について」のお話しをいただきました。
    その後、植付の会場へ移動し、使用器具(ディブル・スペード)についての説明を行いました。

    フォワーダ
    苗木運搬に使用したフォワーダ
    コンテナ苗説明
    コンテナ苗(スギ)の説明
    道具類説明
    使用器具の説明(写真はスペード)
    種苗組合様
    岩手県山林種苗組合 吉田様
    (近年の苗木の需給実態について)
    検討会場
    現地検討会の会場

    道具の使用方法説明
    器具の使用方法説明
    (写真はスペード)


    後半は、一貫作業システムを含む生産請負事業を受注された遠野地区国有林材生産協同組合様より植付方法(スギコンテナ苗)の実演
    を行っていただき、その後、参加者による実習を行いました。
    当日は、インターンシップで花巻農業高校より2名の生徒にもご参加いただきました。

    実演
    実演(ディブル)
    (遠野地区国有林材生産協同組合様)
    実習1
    実習(花巻農業高校)

    実習2
    実習の様子

    実習3
    実習の様子

    植付け完了
    植付完了

    質疑応答
    質疑・応答
    (山林種苗組合 長沢様)


    最後の質疑・応答では、コンテナ苗についての質問が多く出され、岩手県山林種苗組合 長沢様にお答えいただきました。
    また、岩手県山林種苗組合 吉田様からいただいたお話しをグラフにすると下記のようになります。

    苗木の需給状況
    上記のように、近年は植付面積の増加に伴い、苗木の需要が急増しており、コンテナ苗については、H26に比べH28では5~6倍となっています。
    また、樹種別ではカラマツの割合が増えており、スギに比べニホンジカの食害が少なく、また、成長が早く高値で取引きされていることから、需要
    が増えてきているのではないかと思われます。

    コンテナ苗については、まだまだ需要に対して供給が追いついておらず、また、カラマツについては、裸・コンテナ苗共に種子が不足しているところです。
    一貫作業システムを確立するためには、コンテナ苗の確保が重要であり、コンテナ苗の需給バランスを図っていくためには、生産者と関係機関との
    連携が必要です。

    国有林では今後も造林費用の低コスト化へ向けて、関係団体及び関係機関との連携を図っていきます。


    お問合せ先

    業務グループ

    担当者:業務グループ
    ダイヤルイン:0198-62-2670
    FAX番号:0198-62-9628