「大槌・気仙川流域国有林の森林計画」に関する住民懇談会を開催

• 実施年月日 :  平成25年11月28日(木曜日)
• 場            所  :  岩手県大船渡市盛町  リアスホール(大船渡市民文化会館)  マルチスペース
• 参    加    者  :  一般住民等22名、森林計画検討委員3名、県・市町職員7名、森林管理局・署職員19名   計51名

 

   平成27年度から5年間の大槌・気仙川流域国有林の新しい森林計画(地域管理経営計画)策定に向け、関係する大船渡市、陸前高田市、住田町、釜石市、大槌町などから応募があった一般住民や森林計画検討委員、県、5市町の担当者、森林管理局・署職員合わせて51名が出席して住民懇談会を開催しました。

   この住民懇談会は、住民参加による森林づくりを進めていく上で地域の皆様からのご意見、ご要望を伺い、森林計画の策定にあたって地域の意見として反映していくことを目的としています。

   懇談会では、主催者である森林管理署長より、「住民の皆様から忌憚のない意見を伺い、名実ともに国民の森林として信頼されるような国有林としていくよう職員一丸となって努力していきたい。」と挨拶、東北森林管理局計画課長より住民懇談会の開催趣旨について説明し、森林の現況や現行計画の実施状況などの説明後、意見交換を行いました。

   主な意見として、

• 近年の異常気象により災害が多発しているため、国土保全に森林の持つ治山・治水機能を生かしてほしい。
• 次代を担う子どもたちに、森林環境教育として林業体験の場を広めてほしい。
• 松くい虫被害の拡大を防ぐため、民有林と連携した取り組みをしてほしい。
• イヌワシ等の希少な動植物の生息環境に配慮した伐採方法、伐採計画にしてほしい。
• 木材生産や森林整備の低コスト化のためにも、林道等の整備をしてほしい。
• 震災復興の需要に応えるため、民有林と国有林が連携した共同施業団地の取り組みを進めて、木材の安定供給ができるようにしてほしい。

などの意見が出されました。

   三陸中部森林管理署では、この住民懇談会で出されたご意見等を踏まえながら署長意見を取りまとめ、次期計画に盛り込んで参りたいと考えています。

 

 

     1.会場全景

 

 

    2.出席者の様子

 

 

    3.意見交換の様子

 

 

    4.意見交換の様子

 

 

    5.森林計画検討委員、県・市町担当者

 

 

    6.森林管理局・森林管理署担当者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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