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東北森林管理局

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    三陸中部森林管理署

    管轄する国有林の現況

    三陸中部森林管理署が管轄する国有林野は、29,050haで、大船渡市、陸前高田市、住田町、釜石市及び大槌町に所在し、大槌川、小鎚川、甲子川、気仙川及び盛川などの河川上流部に位置し、地勢は急峻になっています。
    また、国有林野の他に大船渡市、陸前高田市、住田町及び釜石市には官行造林地998.11haあります。

     管内図

    山岳地帯の標高は600から900mで、五葉山の1,351mを最高峰とし、片羽山雄岳の1,313m、愛染山の1,228mなどがこれに続きます。気象は北上山系の脊梁から太平洋にわたっているため、気候も地域によって特徴が見られ、山岳地帯は冬季に北西季節風の影響を受け積雪も多く気温も低くなっています。これに対して、海岸地帯は海洋の影響が大きく、冬季の季節風、夏季の降水量も少なく寒暖の差が小さい気象となっています。
    林況は、人工林はアカマツ、カラマツ及びスギによって占められ、天然林はブナを主とする広葉樹林とヒバ、ネズコ及びアカマツの針葉樹林となっています。国有林野面積の約88%が保安林であり、そのほとんどを水資源確保のために水源かん養保安林に指定しています。
    海岸部は、複雑に入り込んだリアス式の海岸線からなる観光名所が多く、三陸復興国立公園及び保健保安林となっています。また、山岳部の五葉山周辺は、五葉山県立自然公園及び保健保安林となっており、保健休養などのレクリエーションの場として広く利用されています。

    お問合せ先

    林野庁 東北森林管理局 三陸中部森林管理署

    〒022-0003   岩手県大船渡市盛町字宇津野沢7番5号

    TEL  050-3160-5910
            0192-26-2161