「平成28年度  大槌・気仙川流域の林業労働災害防止パトロール」が開催される

• 実施年月日 :  平成28年9月15日(木曜日)
• 場            所  :  岩手県水産技術センター
• 参    加    者 : 林業従事者 24名、県市町職員 10名、森林管理署職員 13名

 

   釜石市平田において、林業労働災害を未然に防止するため、「平成28年度  大槌・気仙川流域林業労働災害防止パトロール」を釜石労働基準監督署と林業・木材製造業労働災害防止協会岩手支部の協力のもと、岩手県沿岸広域振興局と大槌・気仙川流域森林・林業活性化センターとの共催で実施しました。 今回は台風10号の影響により、現地パトロールは中止となり、室内検討会のみの開催となりました。

  同労働基準監督署の千田労災・安衛課長より、「重機やチェーンソーを使用した作業での災害が多い。グラップルなどの林業用機械の旋回範囲内の立入り禁止の明示やオペレータとの合図と確認が大切。また、緊急時にはすぐに連絡が取れるように連絡体制の構築や、実地訓練を行う必要がある。」、また、林業・製造業労働災害防止協会岩手支部の石川専務理事からは、「昨年、重機・チェーンソー等による林業の死亡災害が84％を占めている。チェーンソー防護衣の着用や機械の点検・整備を行い、事故の無いように。」との指導がありました。また、当署からは東北森林管理局管内の請負事業体等の災害事例と防止対策について説明しました。参加者は安全な現場づくりに向けて気を引き締めていました。 

    

1.室内検討会の様子	2.釜石労働基準監督署講話
3.林業・製造業労働災害防止協会講話	4.当署による災害事例の説明