「丸太の採材及び未利用材の低コストな搬出等に関する現地検討会」が開催される

• 実施年月日 :  平成27年9月28日(月曜日)
• 場            所  :  三陸中部森林管理署、火ノ土山国有林29林班
• 参    加    者 : 林業事業体23名、県市町職員6名、森林管理局職員3名、森林管理署職員11名

 

  住田町下有住において、需要に応じた採材や未利用材の利用を促進するため、「丸太の採材及び未利用材の低コストな搬出等に関する現地検討会」を開催しました。
  当日は、大槌・気仙川流域の林業関係者ら40名が参加し、初めに採材について検討を行いました。参加者は4班に分かれ、丸太を計測し、材の曲がりや丸太の用途を踏まえ、搬出時のコストを抑えられる4m材の採材ができるか検討しました。
  続いて、これまで山に残されていた未利用材をバイオマス発電の燃料として利用するために、低コストで搬出する方法を検討しました。未利用材（根元が曲がっている部分）を切り離さず運搬し、搬出後に造材する方法について、意見交換を行いました。参加者は、事業者の収入増や林業振興の糸口となるよう積極的に意見を出し合っていました。

1.丸太の曲がりの計測	2.当署職員による曲がりの計測
3.採材の検討	4.未利用材の搬出についての意見交換

5.搬出された未利用材