ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の所在について > 三陸中部森林管理署 > イベント情報 > 「遊々の森」(産土の森)で地元中学生が林業体験
三陸中部森林管理署では、平成15年から大船渡市立末崎中学校と「遊々の森」の協定を締結し、「森林と海との関わり」への理解を深めていただく取組を支援しています。
「遊々の森」は、「産土(うぶすな)の森」と名付けられています。産土とは、「その土地に生まれた」ことを意味し、総合学習の時間「産土タイム」では、「海と生きる」のもと、地域の森林と海とのつながりなどを学習しています。
6月26日に、署職員が講師となり、「海を育む森林づくり」、「現地作業での注意点」などについて、生徒の皆さんが事前学習を行いました。
6月30日に署職員の指導により、生徒の皆さんは、先輩たちが植えたスギなどの下刈、シカなどの食害から苗木を守る苗木保護ネットの設置、スギの間伐などに奮闘しました。
「植えることも伐ることも、立派な森を育てるために必要だと分かった」、「1・2年生で海、3年生で山について勉強し、それぞれが別々のものでなく、つながっていることを学んだ。生活には海も森も欠かせない大切なもの。ずっと継続して守っていくことが大事だと感じた」などの感想がありました。
事前学習(職員を立木に見立てた伐倒作業の説明)
|
作業前に下刈の実技指導 |
先輩が植えたスギなどの下刈作業 |
苗木保護ネットの設置 |
植付け作業 |
作業鋸を使った間伐作業 |
高枝用の鋸を使った枝打作業
|
三陸中部森林管理署
担当者:森林技術指導官
ダイヤルイン:0192-26-2161
FAX:0192-26-4279