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「遊々の森」を活用して地元中学生が林業体験

  三陸中部森林管理署では、平成15年から大船渡市立末崎中学校と「遊々の森」の協定を締結し、国有林をフィールドとした森林整備活動などを支援しています。

この森は「産土(うぶすな)の森」と名付けられています。産土とは「その土地に生まれた」ことを意味し、同校の校歌の一節にも歌われています。総合学習の時間「産土タイム」では生徒が地域の特性に価値を見いだし、自らの生き方を模索していくことへの願いが込められています。

  6月20日には、森林管理署職員が中学校において「海を育む森林づくり」、「森林の育て方」、「現地作業での注意点」などについての事前学習を行いました。

林業体験は、6月24日に3学年の生徒49名が「海を守る」のテーマのもと、下刈・間伐などの活動を行い、署職員16名が作業を協力しました。

  生徒たちは、先輩たちが植えたスギやコナラの下刈、シカやウサギなどの食害から苗木を守る苗木保護ネットの設置、スギ林の間伐など、「海を育む森林づくり」作業に奮闘していました。

作業後は、「草を刈るのは簡単だと思ったけど、実際にやってみて大変な作業だった」、「森の整備をすることによって海もきれいになって、たくさん生き物が住めるようになるのはいいことだと思った」などの感想があり、森林整備活動に対する理解を深めていました。

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                                      事前学習の様子

 

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                               作業前に間伐の実技指導 

 

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                  先輩たちが植えたスギやコナラの下刈作業

 

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                                苗木保護ネットの設置

 

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                     高枝用の鋸を使った枝切り作業

 

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                                    鋸を使った間伐作業

 

お問い合わせ先

三陸中部森林管理署 
担当者:森林技術指導官
ダイヤルイン:0192-26-2161
FAX:0192-26-4279

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