ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の所在について > 三陸中部森林管理署 > イベント情報 > 民有林と国有林が連携した森林共同施業団地内における現地検討会を開催
当署では、一昨年7月に閣議決定された「森林・林業基本計画」に即し、森林施業の集約化や路網整備など森林・林業再生の実現に向けた取組として、平成24年3月に釜石市、釜石地方森林組合の三者により、釜石市橋野町の民有林と国有林合わせて約158haの区域を釜石市初神上台(はつかみわんだい)地域森林共同施業団地として協定を締結しました。 昨年度は国有林側の路網補修、それと接続した民有林の森林作業道の開設を行い、今年度はその路網を利用した間伐を国有林と民有林で実施しています。 当日の午前は、国有林で行っている列状間伐箇所、森林作業道の作設状況など、施業方法や壊れにくい道づくりについて意見交換をしました。 午後からは、釜石地方森林組合が間伐を行っている釜石市市有林に移動し、伐倒、造材、運材まで高性能林業機械を使用した一連の作業システム、低コスト化等について意見交換を行いました。 意見交換では、「林分状況や森林所有者の意向なども踏まえた合理的な森林整備や、各企業の体制等に応じた低コストシステムの構築が必要。また、今後新たな団地化に向けて、相互に利用できる中間土場の作設、素材の安定供給を図っていく上で販売協定などの取組が必要。」などの意見が出され、今後一層の低コスト化を推進していくこととしました。 |
現地概要の説明(国有林)
列状間伐箇所の検討(国有林)
作業システムの説明(民有林)
プロセッサによる造材(民有林)
グラップル付きフォワーダによる運材(民有林)
三陸中部森林管理署
ダイヤルイン:0192-26-2161
FAX:0192-26-4279