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「遊々の森」を活用して地元中学生が林業体験
- 実施年月日:平成25年6月26日(水曜日)
- 実 施 場 所:岩手県大船渡市末崎町字 末崎山国有林59林班
- 参 加 者 等:末崎中学校3学年生徒(50名)、末崎中学校教員(6名)、三陸中部森林管理署職員(16名)
- 当署では平成15年から大船渡市立末崎中学校と「遊々の森」の協定を締結し、国有林をフィールドとした植樹活動などの支援を行っています。この森は「産土(うぶすな)の森」と名付けられています。産土とは「その土地に生まれた」ことを意味し同校の校歌の一節にも歌われ、総合学習の時間「産土タイム」では生徒が地域の特性に価値を見いだし、自らの生き方を模索していくことの願いが込められています。
今年度は6月26日に3学年の生徒50名が「海を守る」をテーマに、下刈・間伐などの林業体験を実施し、署職員16名が作業に協力しました。
生徒達は先輩達が植えたスギやコナラの下刈、シカやウサギなどの食害から苗木を守る苗木保護ネットの設置、33年生のスギ林の間伐など「海を育む森林づくり」作業に汗を流しました。
作業後は「下刈鎌が重くて大変だったけど、草を刈って苗木が見えてすっきりした。」、「間伐作業では、鋸の力加減が難しかったけど、木が倒れる音が爽快だった。」、「スギの木の皮を剥いてみて、すごく水分があって生きる力強さを感じた。」などの感想がありました。
体験の前に下刈りの実技指導
先輩達が植えたスギの下刈作業
苗木保護ネットの設置
伐倒方向よし
スギの皮のにおいは?