ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の所在について > 三陸中部森林管理署 > イベント情報 > 「国有林現場見学会及び五葉山麓秋の森林浴」を開催
当日は大船渡市、陸前高田市、住田町から一般公募による住民12名と国有林モニターの方1名の参加がありました。昨年の東日本大震災で被災し、大船渡市から住田町の仮設住宅に入居されている参加者もあり、秋の国有林を楽しもうとバスで目的地に向かいました。
始めに、住田町の長岩山国有林に設定している列状間伐モデル林を見学しました。平成18年に伐採した時の写真と現在の状況を見比べ、下草や広葉樹の生育状況、残存木の成長の様子など、間伐の目的や効果を説明しました。また、当署で行っている猛禽類に配慮した森林施業である、等高線方向に伐採する列状間伐による野生生物の生息環境整備についても紹介し、参加者から活発な質疑が出されました。
次に五葉山麓に移動し、ヒバの天然林やブナの巨木など、多彩な樹木が生い茂る森林浴道を散策しました。昼食後、18色の秋を感じさせる和の伝統色が印刷されたカードをそれぞれの参加者に配り、それと同じ色の木の葉や枝、木の実など自然の物を探し出す「森の色合わせ」という活動を行いました。参加者は、「同じ色合いでも微妙に違って、探すのが難しい。」などと言いながら、夢中になって色合わせする姿が印象的でした。
閉会式では、「ブナの森のいい空気を吸ってお腹いっぱいになった。」、「五葉山のきれいな紅葉を見て元気になった。」などの感想があり、一日の活動の印象を「森の俳句」という形で表現してもらいました。最後に「国有林と接する機会を今後も続けていきたい。」と署長から挨拶し、行事を終了しました。
1 開会式後に全員で準備体操
2 列状間伐の説明を聞く参加者
3 落ち葉を踏みしめながら散策する参加者
4 ブナの広場で記念撮影
5 「森の色合わせ」を楽しむ参加者
6 閉会式の様子
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