ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の所在について > 三陸中部森林管理署 > イベント情報 > 震災復興に向け中学生が林業体験
震災により学校施設が避難所となり、グランドが仮設住宅となっている同校は、毎年続けている「海を守る」をテーマとした総合学習の今年度開催が危ぶまれましたが、学校側の「3年生は集大成であり植林体験はさせてやりたい」との意向を受け実施されました。
当日は、大震災のさまざまな困難を乗り越えた生徒58名が国有林に設定した産土(うぶすな)の森を訪れ、スギ苗約200本を植樹したあと、昨年植えたコナラの下刈、スギ26年生の間伐などの「海を育む森林づくり」に汗を流しました。慣れない道具(鍬・鎌・鋸)にとまどいながらも津波により疲弊した海が元の姿に戻ることを願って懸命に作業が行われました。
当署でも、庁舎が津波被害を被りましたが、森林・林業の再生と共に、運動会もできなかった浜の生徒に元気をつけ、震災復興に役立てようと署を上げた支援を決め、当日の作業指導や事前学習(6月2日実施)への講師派遣などを職員の全面協力のもと行いました。
作業前に署職員とミィーテング
|
疲弊した海の回復に願いを込めスギ苗を植樹
|
大型の鎌に苦戦しながらコナラの下刈体験
|
手鋸を使ってスギの伐倒に挑戦
|
伐倒したスギの樹皮剥き作業に没頭
|
今年は国際森林年のPR看板を設置
|
事前学習で森林の大切さを説明する職員
|
事前学習「森林と海との関わり」の資料の一部
|
・TOP | ・署の概要 | ・森林の取り扱い | ・入札情報 | ・公売情報 | ・公募情報 | ・イベント情報 | ・当署の取り組み | ・プレスリリース | ・サイトマップ |
三陸中部森林管理署
担当者:流域管理調整官
ダイヤルイン:050-3160-5910
FAX:0192-26-4279