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東北森林管理局

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    流域管理の推進

    流域を単位に、民有林行政と連携した取組を進めています

    流域管理の推進

    地域における適切な森林整備や林業・林産業の活性化を図るためには、流域を単位として民有林と国有林では協調しながら計画を立て、事業を進めることが重要です。
    このため、民有林行政を担当する県や市町村と連携して、流域の課題やニーズの的確な把握、森林計画等の策定のための意見調整などを進めています。

    森林の現況

    (単位:ha、%)

    市町村

    総面積

    国有林

    民有林

    森林率

    宮古市

    125,915

    32,384

    82,603

    114,986

    91

    山田町

    26,281

    13,848

    9,992

    23,840

    91

    岩泉町

    99,236

    30,231

    61,162

    91,393

    92

    田野畑村

    15,619

    1,621

    11,829

    13,450

    86

    久慈市

    62,350

    11,378

    42,222

    53,599

    86

    洋野町

    30,292

    518

    22,417

    22,935

    76

    野田村

    8,080

    1,895

    5,031

    6,925

    86

    普代村

    6,966

    273

    5,725

    5,997

    86

    374,739

    92,146

    240,979

    333,126

    89

    国有林面積は第五次地域管理経営計画書より、民有林面積は地域森林計画対象面積、単位未満を四捨五入しているため計と内訳が一致しない場合がある。
    総面積は、国土地理院「平成27年全国都道府県市町村別面積調」による。

    流域森林・林業活性化協議会の取組

    民有林行政・国有林行政が連携して流域の森林の整備等を進めるために、関係者による「久慈・閉伊川流域森林・林業活性化協議会」を久慈・岩泉・宮古地区にそれぞれ設けています。
    この協議会には森林管理署のほか、県地方振興局、流域内の8市町村をはじめ、多くの関係者が参画して取組を進めて
    います。

    課題への取組

    流域ニーズの的確な把握

    流域森林・林業活性化協議会、林業関係機関・団体等との会合等において林産物の供給、森林の保全、路網の整備等をはじめとする森林整備の課題や要請を的確に把握し、流域の特色ある事業運営に取り組んでいます。

    木材利用の推進

    農林水産関係をはじめ、各種の公共工事に間伐材等の木材を積極的に活用することにしています。
    このため、森林管理署が行う治山工事でも積極的に活用を図っています。

    間伐材を使用した山腹工

    間伐材を使用した山腹工(穴乳山国有林)