ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の所在について > 置賜森林管理署 > 各種取組情報・報告 > ナラ枯れ > ナラ枯れ防除事業(面的防除実証試験)始まる

山形県内で被害が拡大しているナラ枯れ被害対策として、民有林・国有林が一体となり県内各地で合成フェロモンを用いた防除技術の実証試験が進められています。当署管内では、4箇所に試験地を設定することとしています。
コナラやミズナラを主とした林分を対象として、立木に合成フェロモンを装着する「おとり木」を配置し、付近に生息するカシノナガキクイムシを誘引します。「おとり木林分」内の立木に対し、予め殺菌剤を注入しておくことで枯死を防ぎ、穿入したカシノナガキクイムシをナラ菌の殺菌により捕殺効果について実証するものです。
また、ミズナラから放散される特有のにおい(カイロモン)と合成フェロモンを利用して、カシノナガキクイムシを誘引する「おとり丸太」の試験も行います。
5月27日から、小国町沼沢の国有林で、「おとり木」に殺菌剤を注入する作業が始まりました。

殺菌剤(緑のボトル)を注入するために、地際から30cm位の所に「おとり木」にドリルで穴をあけます。

殺菌剤を注入します。

「おとり木林分」内で、作業を続けます。

後は、自然に薬剤が樹幹内に浸透するのを待ちます。
今後、カイロモン(「おとり木」がもつ匂い成分)放散のための作業や「おとり丸太」の設置、合成フェロモンの装着等を予定しています。