管内の市町紹介
管内の2市3町を紹介します。
五所川原市
五所川原(ごしょがわら)地区
五所川原地区は、津軽平野の中央部に位置し、東の境界である中山山脈は南北に連なる丘陵地帯でその山麓にはりんご園が続き、そこから西の平地に広大な水田が拓けています。古くから交通の要衝で県西北地域の政治・経済・文化の中心地となっています。
~立佞武多(たちねぷた)(五所川原市)~
毎年8月上旬の数日間に催される夏祭りで運行されます。
高さは約22m重さは約16トンにもなる巨大な立佞武多を見ようと、期間中は全国から大勢の観光客が訪れます。(立佞武多の館)
←「杭」 (くい)
↑「絆」 (きずな)
子どもを胸に抱いて。「親子の絆を再確認し、人と人が優しい気持ちで子ども達を育み光り輝く未来を築きたい。(「立佞武多」観光パンフレットより)
金木(かなぎ)地区
金木地区は、旧金木町にあたり、江戸時代の元禄年間に金木新田として本格的に開発が始まった所で、中心地の金木はヒバと米の集散地として発展しました。
現在は米、野菜、りんごを中心とする農業と製材業を主とする林産業が基幹産業となっています。
青森を代表する小説家太宰治の生家。
明治40年、太宰治の父である津島原右衛門が、青森ヒバをふんだんに用い建設しました。(写真:斜陽館)
市浦(しうら)地区
西は日本海にのぞみ、南部は岩木川が流れ込む十三湖が占める。湖口の十三は中世、「十三湊(じゅうさんみなと)」と呼ばれ豪族安東氏の拠点として、また日本海側の有数な港として栄えました。近世は津軽平野の米や山地からのヒバ材の積出港としてにぎわいました。シジミ漁などの十三湖周辺の漁業とヒバ製材等の林産業が地区の基幹産業となっています。
汽水湖であり右側に見える日本海と繋がっています。奥にかすかに見えるのは、津軽平野と岩木山。(写真:十三湖)
つがる市
つがる市は木造町、森田村、柏村、稲垣村、車力村が平成17年2月11日に合併して誕生しました。
津軽平野の日本海(七里長浜)と岩木川の間に位置し、縄文時代後期から晩期の亀ヶ岡遺跡があるなど、古くからこの地域の文化、経済、行政の中心として栄えました。
現在は、水田のほか沿岸部の屏風山には砂丘地帯が多いことから、野菜やメロン、スイカなどの栽培が盛んで農業が基幹産業となっています。
五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様として利益のある高山稲荷神社。
朱色の鳥居が幾重にも並ぶ「千本鳥居」は一見の価値があります。
中泊町
中里(なかさと)地区
平野部の大半は、江戸時代に沼沢を開拓した所で、かつては「腰切田」などと呼ばれ腰まで泥にぬかる湿田であったが、土地改良等により豊かな穀倉地帯となっています。町域の60%が山林で、ヒバ材やその加工品を産出しています。
中里自然観察教育林内にあります。砂防アイランドから、徒歩で約30分程度。(写真:不動の滝)
小泊(こどまり)地区
津軽半島の北端にあたり、竜飛岬まで続く美しい海岸部一帯は、津軽国定公園に指定されています。北部は海岸まで迫る山地と断崖のため、南部の小泊漁港周辺に集落が集中しています。水産業とそれに伴う加工業、製造業が産業の中心になっています。
日本海に突き出た半島。先端には尾崎山(標高229m)があり、遊歩道が整備されています。(写真:権現崎(奥))
鶴田町
鶴田町は青森県北津軽郡にあり、「津軽のへそ」と呼ばれているように、津軽地域のちょうど中心に位置しています。
面積、46.40km2、人口約15,000人の水稲とりんご栽培を主とした農業を基幹産業とする町です。
岩木山の雄大な山影を湖面に美しく映す津軽富士見湖。
全長300mの「鶴の舞橋」は、三連太鼓橋では日本一長い木橋であり、鶴田町の魅力となっています。
板柳町
板柳町は青森県の西部津軽地区の中央に位置し、四季の変化に富む典型的な日本海型の気候を有しています。
総面積41.81km2のほとんどが平坦地で、西は岩木山、東は十川の間にあり、それら水系の分厚く発達した沖積世の堆積物は、りんご園・水田としての利用に適した生産性の高い豊かな平野を形成しています。
お問合せ先
〒037-0202青森県五所川原市金木町芦野200-498
津軽森林管理署金木支署
TEL 0173-53-3115
I P 050-3160-5875