平成25年度 古事の森育成事業

古事の森事業は、神社、仏閣、城郭、旧家などの歴史的木造建造物の修復に必要な樹齢200年から400年の大径材を育てる超長期の森づくりを通じて、地域の皆さんと日本の木の文化を支えていく活動を進めるものです。     次代を担う地元小学校の児童に平泉古事の森についての理解を深めてもらうため、各小学校にて事前学習を実施し、その後植樹作業や現場見学を実施することで、ふるさとの森林を支えるという意識の醸成を図ります。

事前学習

• 平成25年9月24日と25日の両日、平泉町と奥州市衣川区の小学校4校において、古事の森育成事業の意義や森林の手入れの重要性、10月1日に実施する活動の説明を平泉町役場の職員が先生となって授業を行いました。当署長も質問コーナーの回答者として参加しました。

衣里小学校  H25.9.24	衣川小学校  H25.9.24	平泉小学校  H25.9.25	長島小学校  H25.9.25

• 児童からは、

現地作業及び森林教室

• 10月1日、当日未明まで雨が降り、開催が危ぶまれましたがなんとか雨も上がり曇天の中、地元4校の小学校の児童約100名、教師10名、協議会会員約10名、当署職員15名、平泉町役場職員が参加し、丸太の輪切りを利用した地ごしらえを実施しました。地ごしらえの前に児童達に小丸太を切ってもらい、その苦労して切った輪切りを先輩達の植えたヒバのまわりに置いて、来年以降下草が生えてこないようにしました。その後、一関地方森林組合の職員によるチェンソーでの輪切りのデモンストレーションを見学した後、バスへ戻る林道沿い4箇所おいて当署職員による森林教室を実施しました。児童、職員とも心地よい汗をかいて本年度の育成事業の活動を終了しました。当署では、来年度以降も本活動に積極的に協力していきたいと考えております。 

記念写真

衣里小学校	衣川小学校	平泉小学校	平泉小学校	長島小学校