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白神山地世界遺産地域森林生態系保護地域

森林生態系保護地域とは

林野庁が全国各地に設定している保護林の一種です。保護林制度は、昭和6年に制定された国立公園制度よりも古く、大正4年、学術の研究、貴重な動植物の保護、風致の維持などのため国有林独自の制度として設けられたものです。平成元年の「保護林の再編・拡充」により、森林生態系の維持と遺伝資源の保存などの目的が加えられ、保護林は森林生態系保護地域、森林生物遺伝資源保存林、林木遺伝資源保存林、植物群落保護林、特定動物生息地保護林、特定地理等保護林及び郷土の森の7種類に区分されています。
東北森林管理局が設定した保護林は、平成19年4月現在130箇所、200,089haに達しています。このうち森林生態系保護地域は、8箇所119,566ha。
森林生態系保護地域は、我が国の主要な森林帯を代表する原生的な天然林やその地域でしか見られない希少で原生的な天然林を保護することを目的として設けられるもので、保護の中心となる「保存地区」とこれを取り巻き外部からの影響を受けないよう緩衝の役目を持つ「保全利用地区」に線引きされ、保存地区は、人手を加えずに自然の推移にゆだねることから、学術研究などの場合を除き、原則として立ち入りが禁止されています。

森林生態系保護地域の配置

森林生態系保護地域の配置

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