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七座山(ななくらやま)自然観察教育林

概要

面積:99ha

七座山(主峰:権現座287m)は、稜線に七つの頂が並んでいることから名付けられたものです。

七座山は藩政時代に御直山として保護された天然秋田スギを主体とした原生的な天然林です。対岸には紅葉で有名な景勝地きみまち阪があり、旧天神荘跡地を起点に、遊歩道が数コースあります。地元山の会の元旦登山でも知られています。

天然秋田スギを主体にブナ、イタヤカエデ、ミズナラ、トチノキ、カツラなどの老木が鬱蒼と生い茂って、昼なお暗く、真夏でも暑さを感じさせないところです。潅木の種類も多く、コブシ、エゴノキ、ウリノキ、ミツバウツギ、ヤマツツジ、ハナイカダ、ムシカリ等の花が咲く。シダの仲間も多く、特にシケチシダは分布の北限とされています。また、林内は、権現窟をはじめ洞窟があちらこちらにあります。

展望所(箕座192m)からは、眼下に流れる米代川、対岸のきみまち阪、遠くには白神山地、藤里駒ヶ岳や森吉山の山並みが見えるなど眺望の素晴らしさも魅力です。展望所付近の登山道ではミズナラとコナラ、ガマズミとオオカメノキ、ツクバネ、ナツハゼ、マルバマンサク等が見られます。写真は、展望所からきみまち阪方向を見た新緑の七座山です。

 七座山

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