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「万里の森」クロマツ植裁活動

 4月10日(水)、山形県酒田市でクロマツ林の保全活動に取り組む市民団体「万里の松原に親しむ会」が、仙台市若林区荒浜谷地中国有林87林班う1、2小班において、海岸防災林の再生活動を行いました。
  当団体は、酒田市松陵地区の国有林等60haを主な活動エリアとして、下刈や枝打、植栽など庄内海岸のクロマツ林の保全活動に積極的に取り組んでいます。
 3.11大震災で大きな被害を受けた被災地において、「会としてできることはないか」との会員の声に応え、昨年10月に海岸林の被災・復旧状況について会員の現地研修を行い、東北森林管理局がすすめる「みどりのきずな再生プロジェクト」に参加することとしたそうです。
 当日は、当団体のほか北庄内森林組合、酒田市など地域の方々や仙台森林管理署の職員等総勢約50名が参加し、「万里の森」と名付けられた活動区域0.11haには、クロマツ500本、オオヤマザクラ11本がみんなの手によって整然と植付けられました。
 朝日庄内森林生態系保全センターも、海岸防災林の復旧、被災地の復興を願うとともに、日頃より庄内海岸林で一緒に活動している当団体に支援・協力を行うため、4名が植樹活動に参加しました。

 

 万里の森クロマツ植裁活動1  万里の森クロマツ植裁活動2

◇ 前日の準備1

  (クロマツ苗の植栽場所を決めるため、ポケットコンパス、ポール

  等を使って手際よく点付け作業を行いました。)

◇ 植裁手順

  (まず深さ30㎝の植穴を堀り、中に肥料と稲ワラを敷き、土を被せて

  足で踏み固め、その後苗木の位置を合わせ植付けます。)

  

 万里の森クロマツ植裁活動3  万里の森クロマツ植裁活動4

◇ 前日の準備2

  (植付区域の2ブロックのうち海側のブロックは前日に植付けを

   しました。整然と植付けられた様はとても美しいです。)

◇ 植裁活動参加の皆さん方
  (当日山形県酒田市からバスで約4時間かけてやってきました。) 

 

 万里の森クロマツ植裁活動5  万里の森クロマツ植裁活動6

◇ 三沢会長の挨拶             

  (植裁活動に対する想いについて熱弁をふるう三沢会長。) 

 ◇ 「よしず」の設置

  (冬の季節風から苗木を守るため、よしずを部分的に設置しました。) 

 

 万里の森クロマツ植裁活動7  万里の森クロマツ植裁活動8

◇ 植裁の様子1

  (竹杭の場所に苗木を合わせて、土を埋め戻します。)

 ◇ 植裁の様子2

  (土の埋め戻し後、しっかりと苗木の周りを固めて竹支柱を

  挿入します。)

 

 万里の森クロマツ植裁活動11  万里の森クロマツ植裁活動12

 ◇ 植裁の様子3

  (額に汗して一生懸命ながらも着々と作業を行いました。)

 ◇ 植裁の様子4

  (植裁後は、全員で苗木の周りを足で踏み固めました。)

 

 万里の森クロマツ植裁活動9  万里の森クロマツ植裁活動10

◇ 植裁後の記念撮影               

  (参加者みな達成感を得て笑顔で記念撮影です。)

 ◇ 植裁完了

  (記念標柱も設置され、整然とクロマツが植付けられたこの区域は

  「万里の森」と名付けられました。)



お問い合わせ先

朝日庄内生態系保全センター 
ダイヤルイン:0235-58-1730
FAX:0235-58-1731