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青森森林管理署

流域管理の推進

流域を単位に民有林行政と連携した取組を進めています

流域管理の推進

当流域における適切な森林整備や林業・林産業の活性化を図るため、流域内の民有林と国有林で協調しながら、計画を立て、事業を進めることとしています。
このため、民有林行政を担当する県や市町村と連携して、流域の課題やニーズの的確な把握、森林計画等の策定のための意見調整などを進めています。

流域内の森林現況(単位:ha,%)

市町村

市町村面積

管理面積

民有林面積

森林率

国有林野

官行造林

青森市

69,243

30,827

188

19,662

50,676

73

平内町

21,694

4,480

 

12,629

17,109

79

蓬田村

8,060

5,201

 

1,079

6,280

78

外ヶ浜町

22,992

18,358

 

2,352

20,710

90

今別町

12,526

9,377

54

1,539

10,970

88

134,515

68,242

242

37,261

105,745

79

平成17年4月1日現在

流域林業活性化協議会の取組

民有林行政、国有林行政が連携して流域の森林整備等を進めるために、関係者で「東青流域林業活性化協議会」を設けています。
この協議会には、当森林管理署のほか、青森県の出先機関である東青地域県民局や1市3町1村をはじめ、多くの関係者が参画して取組んでいます。

課題への取組

流域内では、健全な森林の育成を図るため、計画的な保育や間伐の実施、ヒバによる複層林の推進、青森スギのブランド化を図るため長伐期大径林分の造成や高品質材生産のための枝打ち等積極的に行うこととしています。
また、スギ材の高品質化と素材運搬コストの低減を図るため、スギ葉枯らし乾燥材生産を推進しています。

高性能林業機械への転換

流域内では、今後間伐対象林分が増大することから、安全で効率的な作業を進めるため、プロセッサなどの高性能林業機械を組み入れた生産体系に転換し、生産性の向上、コストの低減を図ることとしています。

木材利用の推進

流域内では、木材の利用の推進に取組んでおり、土木工事等の公共事業にも使用されています。国有林でも治山・土木工事に木材を積極的に利用しております。また、公共事業等への木材利用の推進を図るため関係省庁に働きかけをしています。
さらに、間伐材の増加に対応するため、合板工場との協定にもとづく合板用材の供給等、安定的な販路の確保や新たな需要の拡大に取り組んでいます。

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