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平成24年度  流域管理推進アクションプログラムの積極的推進

 国有林に対する地域の要望やニーズ、流域の課題を把握したうえで、優先的に取組むべき課題を抽出し、「流域管理推進アクションプログラム」として重点的に実施しています。
 本年度は更に、国有林の資源フィールド人材等を、公益的機能の着実な発揮や、我が国の森林林業の再生などのために活用していくための取組を積極的に推進するため、民有林や地域の関係者との連携を一層深めながら、下記のとおり現地検討会等を実施することとしています。

 

(支)署

取組

テーマ

内      容

時期

場所

実  行  結  果

津軽 (イ) 森林共同施業団地の設置に向けた取組  地元市町村、各地域県民局(県准フォレスター等)、各森林組合(森林施業プランナー)、事業体等関係者を招集し、森林共同施業団地設置に向けた意見交換会及び現地検討会等を開催する。

9月頃

津軽署管内

〇「森林共同施業団地設置に向けた意見交換会及び現地検討会」

〇時期      平成24年10月11日

〇場所鯵ヶ沢町築棒沢山国有林2026林班外

〇内容

1. 林業専用道開設工事箇所の見学
2. 間伐実施箇所の見学
3. 意見交換会
4. その他

〇参加機関

労働基準監督署、青森県、管内各市町村、林災防青森支部、管内森林組合、関係林業事業体、地域森林整備集団青森支部、青森県整備協

成果集(実施状況)は、こちら(PDF:5,789KB)から

金木
青森  (イ) 儲かる間伐連携研究会の報告会  平成21年度に「儲かる連携研究会」を青森事務所とともに立ち上げた。平成22年度にトライアル実施箇所として、国有林野事業の生産請負箇所である新城山国有林108い1外3とそこに近接した民有林を選定した。
 平成22年度には、国有林の生産請負を実施するとともに、国有林の路網や土場を協同利用して民有林の間伐を実施した。平成23年度に、生産された材の販売を行うとともに儲かる間伐の実施状況の整理分析を行った。
 本年は、民国連携の森林共同施業団地設定の取組を進めるにあたり、この取組の成果を公表し普及させるため、県、市町村、青森水源林整備事務所、森林組合、事業体等を参集し、間伐実施箇所の見学、整理分析結果の報告会を実施する。

 6~7月

 青森新城山国有林外

〇「儲かる間伐連携研究会の報告会」

〇時期      平成24年10月4日

〇場所      新城山国有林108い1林小班外3と民有林

〇内容

1. 間伐実施箇所の見学
2. 整理分析結果の報告
3. その他

〇参加機関     

青森県、市町村、青森水源林整備事務所、森林組合、事業体等

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下北 (イ) 新たな作業仕組みに向けての検討会

 下北流域の事業体は、これまでも高性能林業機械の導入など効率化や低コスト化に努めてきているが、他流域に比べ木材の輸送コストが掛かり増しとなる不利な条件にあることから、更なる低コスト化を目指す必要がある。

 このため、これまで列状間伐と高性能林業機械との組合せによる効率的な間伐の作業仕組みについて、プロセッサーやフォワーダによるデモンストレーションや意見交換を実施している。
 平成24年度においては、森林作業道の作設高性能林業機械による列状間伐とフォワーダによる搬出及び造材について、民有林関係者にPRする。

 10月頃

下北署管内

〇「低コスト作業システム現地検討会」

〇時期      平成24年10月11日

〇場所むつ市田名部字田名部山第一国有林137林班内

〇内容

1. 高性能林業機械による列状間伐について
2. 森林作業道の作設、路網配置について
3. その他(高効率化低コスト化の状況等について)

〇参加機関      青森県、市町村、林業事業体

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三八上北 (イ)  低コスト林業の推進に向けた現地検討会    三八地域における林業については、労働生産性の向上と伐採搬出作業の低コスト化が重要な課題となっている。このため、列状間伐の推進のほか、高性能林業機械及び低コスト路網の普及定着を推進し、当地域における更なる労働生産性の向上と生産コストの低減を図ることを目的に当署と三八上北流域林業活性化センターの共催で開催する。

10月中旬

未定(国有林内)

〇「低コスト林業の推進に向けた現地検討会」

〇時期      平成24年10月12日

〇場所      上北郡東北町字清水目深山国有林1070林班い1小班

〇内容

1. 森林作業道の考え方について
2. 森林作業道の作設方法の実演
3. 森林整備を主目的として森林作業道作設について
4. 意見交換等

〇参加機関      三八地域、上北地域県民局、市町村、森林組合、事業体

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岩手北部 (イ) 間伐推進を図るための現    森林林業再生プランの策定により、民有林との連携による集約化施業団地検討会の開催地の設定が必要なことから民有林への列状間伐の導入及び効率的な間伐作業システムによる施業の集約化を図るため、流域活性化協議会県等と連携し、高性能林業機械による列状間伐の現地検討会の開催や技術研修会を開催し、「見える化」を推進する。

9月下旬

八幡平市安比岳国有林477ろ2林小班外

〇「間伐推進現地検討会」

〇時期      平成24年10月26日

〇場所      二戸市浄法寺町下藤国有林412林班ほか

〇内容

1. 効果的な森林作業道の作設について
2. 高性能林業機械の有効活用によるコストの削減について
3. 有利採材仕分けによる販売について
4. 意見交換会

〇参加機関

馬淵川上流流域森林林業活性化センター会員、岩手県二戸農林振興センター、岩手北部森林管理署、林業事業体等

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三陸北部 (イ) 地域への森林づくり支援

1 .森林作業道づくり現地検討会

  流域内の市町村から効率的で壊れにくい森林作業道づくり講習会等の要望があることから、国有林の間伐(活用型)作業現場において、岩手県沿岸広域振興局等と共催により、市町村の林務担当者、管内の林業事業体等を対象とした森林作業道づくり現地検討会を開催。

  検討会の内容は、路網と作業システム及び森林作業道づくりの、(ア)分散排水の作設、(イ)盛土のり面の丸太組工、(ウ)切土のり面の丸太組工等の検討会を開催。

2 .森林林業講座

  地元住民に対して、森林林業への理解を深めるため及び住民自らが森林づくりが実践できることを目的として、20名程度公募のうえ森林林業講座を開催。
  講座の内容は、春の森林観察、早池峰山の動植物観察、下刈作業と森林地図の見方、森林歩道整備の4日間実施。

6月~10月

 

 

 

5月,6月,7月,10月

宮古市早池峰山国有林ほか

〇「森林作業道づくり現地検討会及び安全指導」

〇時期      平成24年8月29日

〇場所      岩泉町兜森国有林ほか     

〇取り組みの概要

    国有林の造林事業(保育間伐活用型)の作業現場において、森林の整備や木材生産の効率的な作業システムを確立するため、経済性を確保しつつ地形を考慮した継続的に使用できる丈夫で簡易な構造となる森林作業道作設の現地検討会を実施。

〇内容 

    事前に当地域の地形地質、土壌や気象条件等を十分踏まえ、新旧の森林作業道に、

 1. 分散排水の作設

 2. 盛土のり面の丸太組工

 3. 洗い越工等を作設

をしたうえで、考慮すべき事項等を示し、説明。また、バックホーによる森林作業道の作設状況を見学した(講師:西間林業代表 西間  薫氏、東北森林管理局販売課企画官)。

    午後からは検討会を室内に移して、作業道作設に係る各種補助事業等の情報交換及び安全指導(講師:宮古市労働基準監督署地方産業安全専門官、三陸北部森林管理署次長)を実施。

〇参加機関

管内市町村の林業担当者、森林組合、林業事業体等 130名

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久慈 (イ) アカマツ林における森林施業の技術交流   久慈地方には天然アカマツとして名高い「侍浜マツ」が生育しており、南部アカマツ振興センターにおいては「アカマツの復権とブランド強化」の取組が開始されている。また、当支署管内の人工林の樹種別割合はアカマツが55%となっており、その齢級は5~9齢級が9割を占め、間伐を中心とする森林整備の時期を迎えている。
   このことから、地域関係団体と連携を深めながら、森林整備の技術交流に
  より、一層の森林資源の充実など地域の産業の活性化につなげる必要がある。

未定

未定

〇「アカマツ林における森林施業の技術交流会」

〇時期      平成24年11月20日

〇場所      未定(森林整備(活用型)間伐箇所)

〇内容      南部アカマツ振興センター(振興局事務局)と協議中。

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三陸中部 (イ) 民国連携による森林共同施業団地のフィールドを活用した路網整備等の取組

  平成24年3月5日、当署と釜石市及び釜石地方森林組合の間で、岩手県釜石市初神上台地域(橋野第二国有林403林班、釜石市市有林、民有林を併せ約158ha)に効率的な路網の開設や間伐等の森林整備に取り組む森林共同施業団地を設定したところ。

  平成24年度の実施計画は、国有林内(940m)と市有林内(1,000m)の路網整備を手が、それを利用した市有林の間伐(約9ha)を予定している。路網作設にあたって、高性能林業機械を利用し効率的な作業システムの普及啓発と継続的に使用できる路網作りについての研修会を実施する。

  また、作業道の支障木や間伐で発生した林地残材をバイオマス事業に有効活用できるような生産メリットを高める仕組みづくり(採材方法等)についても検討する。

7月中旬

釜石市橋野町橋野第二国有林403林班内

〇「民有林と国有林が連携した森林共同施業団地内における現地検討会」

〇時期      平成24年7月25日

〇場所      岩手県釜石市橋野町橋野第二国有林403林班ほか    

〇取り組みの概要

    当署では、「森林林業再生プラン」の実現に向けた取組を推進する目的で、民有林と国有林が連携して森林整備を進めるため、釜石市及び釜石地方森林組合の三者による釜石市初神上台地域森林共同施業団地の設定に関する協定を平成24年3月に締結した。今年度からこの協定に基づいて、国有林側の路網補修とそれに接続する民有林の森林作業道の新設、その路網を相互利用して手入れの不十分だった民有林の間伐を実施し、森林整備を推進していくこととしている。この共同施業団地内において、継続的に使用できる路網づくり、低コスト作業システム、林地残材の有効利用等について現地検討会を開催。

〇内容 

 1. 継続的に使用する路網づくり、 低コスト作業システム、林地残材利用等

 2. 木質バイオマス利用施設の見学(新日鉄釜石製鉄所)

〇参加機関

岩手県沿岸広域振興局農林部、同大船渡農林振興センター、(独)森林総合研究所森林農地整備センター、釜石市、大船渡市、陸前高田市、大槌町、住田町、管内林業事業体等

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盛岡   (ア) 地域住民等への治山情報の提供    岩手町横沢地区では、平成22年7月に局地的な集中豪雨とそれに伴う土砂流出によって、甚大な被害を受けたことから、被災地上流部の民有林及び国有林において治山工事を実施し、民国が連携して土砂流出等の防止に取り組んでいるところ。
   管内で発生した土砂災害等における復旧工事や既存の治山施設が下流域住民をはじめ、自治体関係者、林業事業体の目に触れることが少ないことから、治山事業に対する理解の醸成を促す必要があり、治山事業の意義や役割、民国の連携した事業の取組等について学習会を開催する。 

 9月頃

 岩手町北上山国有林

〇「治山事業の意義や役割、民国の連携した事業の取組等について学習会」

〇時期      平成24年11月2日

〇場所      岩手町北上山国有林を予定

〇内容      署と県からそれぞれ治山事業の説明を行い、取組について考察

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岩手南部  (イ)  間伐トータルコスト縮減に向けた現地検討会     間伐コストの低減、効率的な森林整備を目的に列状間伐の適切な推進、低コスト路網の作設、高性能林業機械の普及を図り、伐採搬出に伴う実践に当たっての習熟度を高めるとともに、民有林への普及、定着促進を図るため地方公共団体、管内林業事業体等に対して低コストを紹介する現地検討会を開催する。
  また、流域内で実践されている作業システムの見学会も流域活性化センターと共同で実施する。

 8月下旬

金ヶ崎町
駒ヶ岳国有林ほか

〇「間伐の低コスト化に向けた現地検討会」

〇時期      平成24年8月24日

〇取り組みの概要

    間伐の低コスト化に向けては間伐箇所の集約化を行い、高性能林業機械の性能を最大に発揮させることを中心とした労働生産性の向上が不可欠であり、合理的に配置された路網と、素材生産の工程全体を通じて生産性が高まるような人員や林業機械の配置による低コスト作業システムを構築することが重要であることから、下記について現地検討会を開催。

〇内容

 1. 効率的な路網配置について検討

 2. 工程間の生産性を可能な限り一致させる作業システムについて検討

〇参加機関

岩手県県南広域振興局、奥州市、管内及び遠野支署管内林業事業体、東北森林管理局、遠野支署合計30名

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遠野  (イ)   地域林業の低コスト効率化に向けた現地検討会  森林林業再生プランに即し、路網の作設技術の普及定着を図るとともに、列状間伐や路網と高性能林業機械を組み合わせた低コストで効率的な作業システムの普及定着を促進し、地域林業を活性化するため、民有林と連携し国有林のフィールドにおいて現地検討会を開催する。

6月~7月中旬

H24生産請負事業実施箇所 

〇「地域林業の低コスト化に向けた現地検討会」

〇時期      平成24年8月23日

〇場所      西恩徳国有林ほか

〇取り組みの概要

    路網の作設技術の普及定着を図るとともに、列状間伐や路網と高性能林業機械を組み合わせた低コストで効率的な作業システムの普及定着を促進し地域林業を活性化するため、民有林と連携し国有林のフィールドにおいて現地検討会を開催。

〇内容     

1. 間伐における効率的な作業システムや森林作業道の作設について、森林管  理局及び支署からの説明と意見交換、併せて各機関、事業体の取組について情報交換を実施。

2. 西恩徳国有林において、生産事業における搬出及びザウルスロボによる作業道の作設状況を見学し、意見交換を実施。

〇参加機関

広域振興局遠野農林振興センター、遠野市、遠野地方森林組合、遠野地区国有林材生産協同組合、株式会社昭林遠野営業所、東北森林管理局、岩手南部森林管理署、三陸中部森林管理署、遠野支署

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宮城北部  (ア)  山地災害の復旧の取組(岩手内陸地震により荒廃した森林の再生) 

  平成20年6月14日に発生した岩手内陸地震は、栗駒の山間地域に甚大な被害をもたらしました。被災前の動物たちの行き交う多様性のある豊かな森林を早期に再生するため、ボランティアの協力の下、地元の樹木による植樹活動を実施する。

 参加者は県市町村、栗駒の自然を守る会、森林整備農地整備センター、事業体、耕英地区振興協議会等

 主催は、NPO法人森林との共生を考える会、宮城北部森林管理署

10月 

栗原市深山岳国有林21林班(栗原市栗駒耕英地区) 

〇「山地災害の復旧の取組として植樹活動」

〇時期      平成24年10月6日

〇場所深山岳国有林21林班(栗原市栗駒耕英地区)

〇内容

    平成20年6月14日に発生した岩手内陸地震は、 栗駒の山間地域に甚大な被害をもたらしました。被災前の動物たちの行き交う多様性のある豊かな森林を早期に再生するため、ボランティアの協力の下、地元の樹木による植樹活動を実施。

〇参加機関

宮城県市町村、栗駒の自然を守る会、森林農地整備センター、事業体、耕英地区振興協議会等

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仙台   (イ)   低コスト林業の確立に向けた路網整備  木材生産の低コストを進めるためには、民有林国有林において、基盤である森林路網の整備が必要である。    
  森林路網の整備に当たっては、林業専用道森林作業道等について十分に理解するとともに、現地の状況に応じた柔軟な対応が要求されている。
  このような現状の課題を踏まえ、実践的で効果ある研修会検討会を民有林国有林の関係者が合同で実施する。

9月頃 

仙台市ほか

〇「低コスト林業の確立に向けた路網整備研修会」

〇時期      平成24年11月29日

〇場所      宮城県林業技術センターにおいて座学を予定。(宮城県全体で開催。)

〇内容

 1. 宮城県が策定した森林作業道作設要領を中心に開催。
 2. 現地検討会は、オペレータを中心に開催する(各流域別)。

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米代東部  (イ)  米代川流域における低コスト施業のための民国連携強化について    森林林業再生プランを推進していくための1つとして、路網作業システムの低コスト化が求められている。このことを推進していくため上小阿仁支署と合同で、森林作業道作設説明会及び検討会を管内市町村、県、請負事業体の関係者を参集して実施する。また、請負事業体の災害が多発していることを踏まえ、管内事業体に対しての安全指導を行う。
   さらに、米代川流域における民有林行政と国有林野事業の一体的推進を図ることを目的に実施する「民有林国有林合同説明会」で、今年度の流域内での国有林の取組みを説明する。

民国連携合同説明会:4月

 

森林作業道作設説明会及び検討会:10月頃

米代東部署管内国有林

 1.  「民国連携合同説明会」

〇時期      平成24年4月26日

〇場所      大館市「ロイヤルホテル大館」

〇取り組みの概要

    「森林林業再生プラン」が掲げる3つの基本理念を具現化する取り組みとして、米代川流域における民有林行政と国有林野事業の一体的推進を図るため、流域内の森林林業関係者を対象とした説明会を開催。

〇内容

(1) 民有林事業説明

(2) 国有林事業説明

(3) 講演会(講師:秋田県立大学木材加工研究所 中村教授)

〇参加機関

流域林業活性化センタ-会員、林業事業体、米代東部署、上小阿仁支署、米代西部署、藤里森林センタ-、森林総合研究所秋田水源林整備事務所、鹿角北秋田山本秋田各地域振興局森づくり推進課

 

 2.  「森林作業道作設説明会」を開催

〇時期      平成24年11月15日

〇場所      午前:鹿角市十和田大湯字大湯外16国有林3047林班

                 午後:米代東部森林管理署会議室

〇取り組みの概要

    「森林・林業再生プラン」を推進するため、施業の集約化、路網整備については、取り組んできたが、なかなか進展していない。森林作業道については、従来の集材路とは異なり、間伐等の施業に継続的に使用でき低コスト化が図られるよう、「作設指針」により規格・構造等が定められており、指針の定着及び更なる施工技術の向上を図ることを目的として現地検討会を開催。

〇内容

(1) 既設作業道の点検を行い、推奨・改善点について意見交換を実施

(2) 森林作業道作設指針の作設にあたってのポイント等について座学を実施

〇参加機関

秋田県鹿角地域振興局、鹿角森林組合、管内林業事業体、東北森林管理局、米代東部森林管理署、上小阿仁支署等

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上小阿仁
米代西部 (イ)  森林作業道の作設検討会

【これまでの取組】
   平成23年度から事業体を対象とした路網作設勉強会並びに現地検討会を実施している。

【平成24年度の取組内容】

   年度当初に、事業体を対象に平成23年度の実行結果を踏まえ平成24年度の路網作設指導を行う。その後、9月中旬以降に、事業体や県、市町村にも呼びかけを行いながら、平成24年度の作設現場において現地検討会を行う。

9月中旬以降

H24製品生産請負箇所

〇「森林作業道の作設検討会」

〇時期      平成24年10月17日

〇場所      平成24生産請負実施箇所

〇取り組みの概要

平成23年度の実行結果を踏まえ、

1. 年度当初に、事業体を対象に24年度の路網作設指導を実施。

2. 9月中旬以降に事業体や県、市町村にも呼びかけを行いながら、平成24年度の作設現場において現地検討会を実施。

〇内容      事業体を対象とした路網作設勉強会並びに現地検討会を実施。

〇参加機関      請負事業体、山本地域振興局、管内8市町

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秋田 (イ)  小白川地域集約化施業モデル団地における民国連計事業検討会

小白川地域集約化施業モデル団地における民国連携の伐採、搬出方法の現地検討会を開催。

民国連携した伐採搬出及び森林作業道作設の現地検討会。

当モデル団地の取組等の報告、民国連携の推進について情報、意見交換

共催:雄物川流域活性化センター、仙北東森林組合

参集者:県市町村職員、林業事業体、民有林土地所有者、森林農地整備センター水源林整備事務所

10月下旬

仙北市西木町小渕野字小白川山国有林1110林班外

〇「民国連携の伐採、搬出方法の現地検討会」

〇時期      平成24年11月28日

〇場所      仙北市西木町小渕野字小白川山国有林1110林班外

〇内容

 1. 民国連携した伐採搬出及び森林作業道作設の低コスト施業現地検討会。

 2. 当モデル団地の取組等の報告、民国連携の推進について情報、意見交換。

 3. 低質材の木質バイオマス等への取組の紹介。

〇参加機関

県市町村職員、林業事業体、民有林土地所有者、森林農地整備センター水源林整備事務所

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湯沢 (イ)  間伐のトータルコスト縮減に向けた現地検討会    列状間伐や低コスト路網の作設など当支署のこれまでの成果も踏まえ、国有林のフィールドにおける製品生産請負予定箇所を活用し、地域振興局、市町村、森林組合、林業事業体等の関係者による現地検討会を通じて、間伐のトータルコスト縮減に伴う実践を行い、問題点や技術性についての情報交換等を通じて、普及促進、定着に向けて国有林サイトが先導して展開していく。

10月中旬頃

湯沢支署管内

〇「森林林業再生に向けた流域での取組みの現地検討会」

〇時期      平成24年10月11日

〇場所      羽後町松倉沢国有林90林班ほか

〇内容

 1. 森林林業再生プランに基づく低コスト路網の整備促進

 2. 植栽(造林)事業の機械化に向けて取組み

 3. 能率生向上を図るための低コスト間伐の推進

 4. ナラ枯れ被害先端地域での予防対策の取組み

〇参加機関      地域振興局、市町村、森林組合、林業事業体等

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由利 (イ) 民国連携した森林共同施業団地における低コスト木材生産技術現地検討会    「森林林業再生プラン」の実現に向けた森林共同施業団地の設定より、路網整備を含め森林施業の集約化を図っていくが、この一環として流域林業活性化センターや関係機関と連携しながら、高性能林業機械、路網を組み合わせた低コストの林業技術を普及啓発する必要がある。
   このため、間伐コストの縮減が出来る列状間伐、低コスト路網の普及定着と高性能林業機械の導入を通じた労働生産性等の向上を目指し、国有林のフィールドに拘わらず現地検討会を開催する。

11月中旬

由利本荘市谷地沢

〇「森林共同施業団地における低コスト木材生産技術現地検討会」

〇時期      平成24年11月20日(火曜日)9時00分~14時00分

〇場所      由利本荘市矢島町木境国有林1075及び市有林ほか

〇内容

 1. 低コストで安全な作業が期待できる搬出間伐について

 2. 低質材(林地残材)の搬出によるチツプや木質バイオマス原料としての利用について

 3. 効率的な作業システムを考慮した作業道について

〇参加機関

秋田県由利地域振興局森づくり推進課、由利本荘市農山漁村振興課、にかほ市農林水産課、子吉川流域林業活性化センター、独立行政法人森林総合研究所森林農地整備センター秋田水源林整備事務所、本荘由利森林組合組合

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庄内 (イ) 庄内海岸林砂草地の重要性啓発のための現地研修会について   庄内海岸林は、庄内平野を飛砂の被害から守るため、先人たちの長年に亘る努力の末、総延長約33km~34kmに及ぶ広大なクロマツ林が成立している。
  この海岸林については、当署において海岸防災林造成事業として事業を実施しているほか、当署及び山形県、関係市町、学校、ボランティアを中心とした地域住民が一体となり、また連携を図りながら、維持管理等に取り組んでいる。
  これらのことから、長い年月をかけて形成された庄内海岸クロマツ林を未来に引き継ぐべく、当署がこれまで行っている海岸防災林造成事業及び特にクロマツ林と密接な関係にある砂草地の重要性等について、海岸林の持つ機能と併せて認識を深めてもらうことを目的に現地研修会を開催する。
   なお、研修会参加者は、山形県、関係市町、ボランティア団体等を予定している。

9月~10月

庄内海岸国有林内(湯野浜海岸ほか)

〇「庄内海岸林砂草地の重要性啓発のための現地見学会」

〇時期      平成24年10月23日(火曜日)9時30分頃~2時間程度

〇場所      庄内海岸の治山工事施工地等(194林班外)

〇内容      現地を見学しながら砂草地の重要性について認識を深める

〇参加機関

山形県庄内総合支庁、酒田市、鶴岡市、遊佐町、朝日庄内森林環境保全ふれあいセンター、万里の松原に親しむ会、NPO庄内海岸のクロマツ林をたたえる会、砂丘地砂防林環境整備推進協議会

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山形 (イ) 低コスト作業システム検討会

   列状間伐と路網作設を組み合わせた効率的な作業システムの普及啓発を目的として、平成24年度生産請負(保育間伐活用型)箇所をフィールドに検討会を開催する。
   高性能林業機械を活用した列状間伐と森林作業道等の作設方法について、講話及び実際のフィールドにて検討することで、民有林関係者の理解を深める。

  参加対象者:村山地域森林施業集約化部会の参加機関(市町、森林組合、山形県林業公社、森林農地整備センター水源林整備事務所、山形県)及び林業事業体等

  午前:室内での講話(2時間程度)、午後:現地での検討会(1.5時間程度)

6月上旬~10月の間
(入札、契約の状況による)
136い1、245いろにとる、1121ひ林小班の中から現地調査の上選定予定

〇「低コスト作業システム検討会」

〇時期      平成24年8月31日

〇取り組みの概要

    列状間伐と路網作設を組み合わせた効率的な作業システムの普及啓発を目的として、実際の作業現地をフィールドに検討することで、関係者の理解を深めていただくため開催。

〇内容

    午前中の2時間、現地を視察しながら、事業概要、林業専用道、森林作業道、列状間伐等、作業システム及び手法、工夫についての説明と意見交換を実施。

〇参加機関

村山地域森林施業集約化部会の参加機関(市町、森林組合、山形県林業公社、森林総合研究所森林農地整備センター山形水源林整備事務所、山形県)及び林業事業体、東北森林管理局、山形森林管理署。  合計43名参加

成果集(実施状況)は、こちら(PDF:9,794KB)から

最上 (イ) 低コスト林業民国連携森林共同施業団地に関する現地検討会

【趣旨目的】

(ア) 「森林作業道による効率的な路網の整備」「高性能林業機械の効率的な組み合わせ」「労働生産性の向上」等について学習することにより森林施業の低コスト化の推進を図る。

(イ) 「団地化のメリット」「団地化に当たっての考え方」「具体的な検討方法」等について学習することにより、森林共同施業団地設定の推進を図る。

〈講演〉

   地域林業の現状と低コスト化に向けた課題、対策及び森林作業道による道づくりについて

(講師:局販売課)

   森林共同施業団地の取組事例とそのメリット等について(講師:局計画課)

   先進地の関係者による団地化設定(協定締結)までの流れ、課題、現在の状況(メリット効果)等について(講師:未定)

〈現地検討〉

   森林作業道の作設のポイント(方法)について(実演及び説明)

   高性能林業機械の効率的な稼働(組み合わせ)について(実演及び説明)

〈意見交換〉*講演及び現地検討の中で実施

   林業の低コスト化に向けた具体的な取組状況、課題、対策について

   民有林国有林森林施業計画図(仮称)を活用した団地化の検討方法について

〈参集〉

   県、各市町村、水源林整備事務所、林業公社、各森林組合、林業事業体

9月~10月

最上支署管内(H24素材生産請負事業実行箇所

〇「低コスト林業民国連携森林共同施業団地に関する現地検討会」

〇時期      平成24年10月17日

〇場所最上郡真室川町大字大沢字上小又山国有林61お林小班外

〇取り組みの概要

    森林作業道による効率的な路網の整備、列状間伐及び高性能林業機械による効率的な作業システムの普及定着等により森林施業の低コスト化の推進を図ることを目的として開催。

〇内容

 1. 地域林業の現状と低コスト化に向けた課題、対策及び森林作業道による道づくりについて講演会を実施(講師:局販売課)。

 2. 森林作業道の作設のポイント(方法)等について現地検討会を実施。

〇参加機関     

県、各市町村、水源林整備事務所、林業公社、各森林組合、林業事業体等

果集(実施状況)は、こちら(PDF:6,025KB)から

置賜 (ア) ナラ枯れ対策現地検討会

1.平成17年度に当署管内でナラ枯れ被害が確認されて以来、山形県森林研究研修センター、小国町等と連携して、小国町内の国有林民有林において、先駆的に、くん蒸薬剤注入等による駆除、ナラ枯れ予防剤の樹幹注入、面的防除実証試験(おとり木や集積型おとり丸太への誘引フェロモン剤設置等)、危険木の伐倒等を推進してきたところである。なお、誘引後のおとり丸太は、小国町森林組合によりチップ化され、燃料等に有効活用されている。

2.このような中で小国町内のナラ枯れ被害は減少しているものの、小国町から東側の、民有林の占める割合が多い市町において被害が増加しており、これらの市町における防除対策等の推進が重要な課題となっている。

3.このため、ナラ枯れ対策に係る現地研修会を開催して、これまでの取組の成果を小国町以外の市町等に普及啓発するともに、民国連携した防除対策等の推進を図ろうとするものである。

4.現地研修会は、本年度の面的防除試験(おとり木)実施予定箇所の「浅俣国有林(川西町)」等において、山形県森林研究研修センタ-、山形県置賜総合支庁、小国町等と連携して、管内の市町、森林組合等の関係者を対象として行うことを検討している。

6月頃

川西町浅俣国有林(浅俣ヒメコマツ植物群落保護林外

〇「ナラ枯れ対策現地検討会」

〇時期      平成24年6月8日

〇場所      南陽市内の水林国有林202ゆ林小班

〇取り組みの概要

    山形県森林研究センター、小国町等と連携して進めてきたナラ枯 れ対策の取組成果を小国町以外の市町等に普及啓発するとともに、民国連携した防除対策等の推進を図ろうとするもの。

〇内容

 1. 南陽市の取組説明(南陽市)

 2. 小国町における民国連携によるナラ枯れ対策の取組説明(置賜森林管理署)

 3. 面的防除試験地の説明(置賜森林管理署)

 4. 面的防除試験等の説明(山形県森林研究研修センター)

 5. おとり木トラップの設置実習

    (1) おとり木トラップ設置を実演し、その後、参加者による体験実習を実施。

    (2) 高濃度殺菌剤注入(試験地内のナラ20本)

    (3) ウッドキング注入(〃  10本)

    (4) フェロモン装着    (    〃4本)

  6. 民有林ナラ枯れ被害対策の説明 (山形県置賜総合支庁)

  7. 全般的な意見交換

〇参加機関40名

山形県森林研究研修センター、山形県置賜総合支庁森林整備課、山形水源林整備事務所、米沢市、南陽市、高畠町、長井市、白鷹町、小国町、小国町森林組合、西置賜ふるさと森林組合、米沢地方森林組合、東北森林管理局(本局、山形署、山形署最上支署、置賜署)

成果集(実施状況)は、こちら(PDF:5,093KB)から

(イ) 路網整備推進検討会

1.本年3月、民有林と国有林が連携して施業の集約化団地化を進め、低コスト林業を目指し、地域森林林業の活性化に資するため、小国町、山形県林業公社、小国町森林組合及び当署により、山形県内初の「森林共同施業団地」を設定したところである。

2.今後、地域の低コスト林業のモデルともなるよう、関係者が知恵を出し合いながら連携して、低コストで丈夫な使い易い森林作業道の整備、高性能林業機械と路網整備を組み合わせた低コストで高能率な作業システムの導入等を図ることが重要となっている。

3.このような中で、当署管内では、特に、低コストで丈夫な使い易い森林作業道の路線選定や作設方法等への理解が十分ではない状況にある。

4.このため、路網整備推進検討会を開催して、路網整備の必要性、森林作業道の路網選定や作設方法等を普及啓発するとともに、民国連携した路網整備の推進を図ろうとするものである。

5.路網整備推進検討会は、森林共同施業団地外において、山形県森林研究研修センタ-、山形県置賜総合支庁、山形県林業公社等と連携して、管内の市町、森林組合、素材生産業者、建設業者等の関係者を対象として行うことを検討している。
  また、併せて、森林共同施業団地に係る説明を行うとともに、新たな団地設定等の働きかけも行う考えである。

検討中

森林共同施業団地外(小国町)

〇「森林施業集約化技術者育成研修会」

〇時期      平成24年10月16日

〇場所      国有林91 i 林班(小国町大字大滝地内)

〇取り組みの概要

    林業の生産性向上を図るためには、施業の集約化、路網の整備と機械化の促進による作業の効率化を高める必要がある。このため、民有林と国有林が連携した森林共同施業団地による施業の集約化、最新型高性能林業機械による低コスト作業システム等に係る研修会を実施。

〇内容

 1. 室内研修

(1) 民有林と国有林が一体となった森林共同施業団地の設定と路網整備の推進について

(2) フェラーバンチャザウルスロボによる森林作業システムについて

 2. 現地研修

フェラーバンチャザウルスロボを用いた間伐作業について

〇参加機関

山形県林業・木材産業再生協議会の置賜部会及び村山部会(市町村、森林組合、素材生産業者等)、山形県農林水産部森林課、山形県森林研究研修センター、置賜総合支庁、村山総合支庁、山形森林管理署、置賜森林管理署等

成果集(実施状況)は、こちら(PDF:4,300KB)から

          ((ア)公益的機能の発揮のための取組        (イ)森林・林業再生のための取組)

お問い合わせ先

計画保全部計画課
担当者:流域管理指導官
ダイヤルイン:018-836-2207

森林整備部技術普及課
担当者:企画官(技術開発・普及)
ダイヤルイン:018-836-2053

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