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平成25年度実施イベント

森林ふれあい推進事業

東北森林管理局では、地域の要請やニーズをふまえ、国民の皆様が森林・林業に対する理解が深められるよう、森林教室、植林・育林等の体験活動、希少種の保護活動等のイベント(森林ふれあい推進事業)を実施しています。

平成25年度は、東北森林管理局として以下のイベントを実施しました。その他、森林管理署等で実施した森林ふれあい推進事業の概要についてはこちら(PDF:58KB)をご覧ください。

 

秋田スギのふるさとを巡る

開催日:平成25年7月18日(木曜日)

場所:秋田県能代市(田代沢国有林)ほか

参加者:18名

内容:

「秋田スギのふるさとを巡る」というテーマのもと、午前中は能代市二ツ井にある「仁鮒水沢スギ植物群落保護林」(詳しくはこちら)の散策と「七座山自然観察教育林」(詳しくはこちら)での登山、午後は秋田市河辺の製材工場「アスクウッド」の見学を行いました。

天然秋田スギは、木曽ヒノキ、青森ヒバに並んで日本三大美林の一つに数えられますが、藩政時代から優良な秋田スギが大量に切り出されたため、県内を見渡しても今ではわずかしか残っていません。

仁鮒水沢スギ植物群落保護林は、学術的にも大変貴重な森林として保護林及び天然記念物に指定されています。平均樹齢250年と推定される立派な天然秋田スギ林の中を歩き、その伐採や搬出の歴史、樹皮の特徴による呼び名(「マツハダ」「アカハダ」等)とその材質、精英樹についてなど様々な話をしながら散策しました。 

「七座山」(ななくらやま)には連なる七つの頂がありますが、そのうちの一つの展望台まで登り、そこから米代川を一望し、以前行われていた筏流しや森林鉄道により運ばれてきた木材がそのふもとの貯木場に集まっていた様子を当時の写真等を見ながら説明しました。

午後は、昨年稼働を開始した秋田市河辺の製材工場「アスクウッド」にて、工場の職員による説明を受けながら、最新の大型機械をもつ秋田杉の製材現場を見学しました。 

 

*仁鮒水沢スギ植物群落保護林の駐車場で開会式

仁鮒水沢スギ植物群落保護林の駐車場にて開会式

 

*「きみまち杉」(樹高58メートル)の前で記念撮影

きみまち杉の前で記念撮影

 

*七座山の展望台にて…東部山麓に米代川や旧合川営林署「天神貯木場」跡地を望む(左)

七座山展望台より天神貯木場跡地や米代川を望む  七座山展望台にて記念撮影

 

*天神貯木場…七座山東部山麓に昭和6年開設、昭和55年廃止 【配付資料掲載写真】

天神貯木場

 

*天神荘…天神貯木場の事務所及び宿泊施設として建設、水害により平成20年解体 【配付資料掲載写真】

天神荘

 

*秋田市河辺にある製材工場「アスクウッド」を見学…工場外(左)と工場内(右)の様子

製材工場アスクウッドを見学  製材工場内の様子

 

*工場内の様々な施設を見学…材を直径別に仕分ける原木選別機(左)やカットした木材を乾燥させる施設(右)

材を直径別に仕分ける原木選別機  カットした木材を乾燥させる施設

 

森林(もり)の市

東北森林管理局では、森林の大切さや木材利用、森林とのふれあい等についてPRし、楽しみながら森林・林業、国有林に対する理解を深めていただくことを目的に、昭和60年から「森林(もり)の市」を毎年開催しています。

日時

平成25年6月8日(土曜日)10時00分~14時00分

場所

アゴラ広場及び秋田駅前仲小路

後援

秋田県、秋田市、公益社団法人秋田県緑化推進委員会、秋田県森林組合連合会、秋田県木材産業協同組合連合会、日本樹木医会秋田県支部、森林農地整備センター秋田水源林整備事務所

内容

販売:木製テーブル、プランター、まな板、秋田杉・ヒバ製品各種木工品等

体験:木工品、クラフト製作等

展示:白神山地世界自然遺産登録20周年関係、治山事業パネル等

*先着250名に「コハウチワカエデ」の苗木をプレゼント

 

お問い合わせ先

森林整備部技術普及課
担当者:緑の普及係
代表:018-836-2014(内線2218)
ダイヤルイン:018-836-2218
FAX:018-836-2012

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