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プレスリリース

平成24年4月12日

岩手県  釜石市

東北森林管理局

「橋野鉄鉱山郷土の森」設定に係る保存協定の締結について

    岩手県釜石市は近代製鉄発祥の地であり、それを物語る産業遺産として現存最古の洋式高炉である橋野高炉跡が釜石市橋野町第2地割(青ノ木)に所在します。
    高炉跡は、日本の製鉄技術の近代化の先駆けとして、そして現存最古の洋式高炉として昭和32(1957)年国指定史跡となり、現在は、採掘場、運搬路と併せ一体的に近代化産業遺産群で、ユネスコ世界遺産への登録を目指しています。
    その南側に広がる国有林はかつて、製鉄の原料となる鉄鉱石や高炉の燃料となる木炭の生産地であり、国有林内にはそれらを運ぶ運搬路跡が存在しています。
    このため、釜石市と東北森林管理局は当該国有林について、初期近代化を物語る産業遺産及び景観の保全を最優先としつつ、市内外の方々が日本の近代化の歴史や、そのバックグラウンドとしての豊かな森林に触れながら学習できる憩いの場として、高炉跡と併せて一体的に活用するため、「橋野鉄鉱山郷土の森」の設定に向け両者で協議を重ねてきました。
    その結果、ユネスコ世界遺産への登録及び震災後の地域の活性化や振興に資するため、釜石市と東北森林管理局が「郷土の森保存協定」を締結することになりましたので、お知らせします。

1 日   時

   平成24年4月19日(木) 午後1時30分から

2 場   所

 

       釜石市役所 市長室

3 協定書名

    郷土の森保存協定書

4 協定締結者

    釜      石      市     長     野田 武則
    東北森林管理局長    矢部 三雄

(参考)  橋野鉄鉱山郷土の森の概要

    目      的    産業景観を保全するとともに教育や文化的に利用可能な「自然と歴史が織り成す緑の空間」を創出し、釜石市の活性化や郷土への誇りの醸成を図る。
    設定箇所  岩手県釜石市橋野町字橋野第一国有林356林班ほか
  設定面積 463ヘクタール
    設定期間  平成24年4月19日から平成34年3月31日まで

 

 

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お問い合わせ先

計画保全部計画課
担当者:企画官 加賀 誠
代表:018-836-2014(内線2335)
ダイヤルイン:018-836-2204
FAX:018-836-2203

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