プレスリリース
青森県内国有林における松くい虫被害確認について
津軽森林管理署管内の深浦町風合瀬地区の砂子川国有林において、1本の松くい虫被害が確認され、駆除処理を行いましたのでお知らせします。今後とも、国有林内において確認された被害木については、津軽森林管理署が処理を行うとともに、周辺地域の監視を実施していきます。
1.確認の経緯等
(1) 平成29年6月5日、津軽森林管理署職員が現場巡視中に深浦町風合瀬地区の砂子川国有林において立枯木4本(クロマツ2本、アカマツ2本)を発見しました。
(2) 6月5日に当該立枯木4本から材片を採取し、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所で分析した結果、クロマツ1本から
松くい虫被害の原因であるマツノザイセンチュウが検出され、「松くい虫」による枯死と判定されました。
(3) 青森県内国有林における松くい虫被害は、昨年深浦町広戸地区の深浦山国有林で確認された被害木1本と合わせ、合計で2本となりました。な
お、今回確認された風合瀬地区の砂子川国有林の松くい虫被害は、昨年被害が確認された広戸地区の深浦山国有林から約10km北上した位置で発生
しました。
2.今後の対応
(1) 被害木の処理今回、国有林において確認された被害木を含む立枯木4本は、津軽森林管理署において駆除処理済です。引き続き、被害木の早期発見と処理に
努め、被害の拡大防止を図ります。
(2) 監視体制の強化
引き続き、職員による地上からの巡視を実施します。また、県及び管内市町村と被害情報及び駆除方針を共有するなど、周辺地域での被害木の早
期発見に向け、連携して被害対策に取り組みます。
添付資料
プレスリリースはこちら(PDF : 189KB)お問合せ先
林野庁 東北森林管理局 保全課
野生鳥獣管理指導官 林 孝之
Tel:018-836-2024
Fax:018-836-2028
津軽森林管理署
総括森林整備官 髙橋 英治
Tel:0172-27-2800
Fax:0172-27-0733