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宮城北部森林管理署「署長が語る!」平成28年11月 宮城北部森林管理署 署長 相澤 肇 管内の概要当署管内は、宮城県のほぼ中央部から北部にわたる区域に所在し、奥羽山脈の山岳地帯と北上山地の丘陵地帯及びこの2つの地帯に挟まれた平野部分とに大別されます。 山岳地帯は、秋田県、岩手県、山形県との境に栗駒山、小鏑山、船形山等の山々が連なり、ブナを主とする原生的な天然林が見られ、丘陵地帯にはスギ、アカマツを主体とする人工林が見られます。 また、海岸地帯は、複雑な海岸線がおりなす優れた景観が多いことから、三陸復興国立公園等に指定されています。 管内の平野部は、有数の穀倉地帯であり、国有林から流れる河川を利用したかんがい事業が進められているため、国有林は水源地帯の森林として重要な役割を果たしています。 今回は、当署の特徴的な取組を紹介させていただきます。
岩手・宮城内陸地震からの復旧・復興平成20年6月に発生した岩手・宮城内陸地震によって、栗駒山周辺の森林で大規模かつ多数の崩壊、地すべりが発生しました。 当署では、国有林野内直轄治山事業や民有林直轄治山事業により、被災した森林の早期復旧に取り組んでいます。
東日本大震災からの復旧・復興平成23年3月の東日本大震災で甚大な被害を受けた海岸防災林について、治山施設災害復旧事業等による復旧整備を行っています。
国民参加の森林づくりの推進東日本大震災により被災した海岸防災林の再生については、樹木の生育基盤を造成したうえで順次植栽を行い海岸防災林の再生に取り組んでいます。 平成28年度は、NPO、企業等の9つの団体と「社会貢献の森」協定を締結しボランティアによる植栽を行っております。 東松島市大浮足・筒場山国有林でのボランティアによる植樹 林業高校への出前講座平成28年8月29日及び9月5日に宮城県小牛田農林高等学校において、森林・林業に関する出前講座を行いました。 総合学科3年生の森林科学学習の一コマとして、森林技術指導官外が「森林・林業・木材産業の現状と今後の方向」と題して講義を受け持ち、主に森林整備の概要や木材産業の動向等について授業を行いました。 小牛田農林高等学校での授業 |
林野庁 東北森林管理局
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