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下北森林管理署「署長が管内を語る!」平成26年1月 下北森林管理署長 丹藤 卓司 下北の国有林下北森林管理署管内の国有林は、青森県下北半島西部の大部分及び東南部に分布し、太平洋、津軽海峡、陸奥湾に囲まれ、むつ市、大間町、東通村、風間浦村及び佐井村の1市1町3村内で約87千haに及びます。
管内の森林
多様な森林づくり
地域の生活を守る取組
海に囲まれ、マグロ漁でも知られる下北半島では、沿岸漁業は地域の重要な産業の一つになっています。 海岸に森林が迫っている自然環境の多い下北半島では、大雨時の河川からの濁水や流木の大量流出は、地域の生活に大きな悪影響を与える場合があります。 当署では、国有林内河川周辺での作業時に汚濁防止に細心の注意を払うほか、ポイントとなる河川にスリットダムを設置して流木の捕捉に努め、適時に撤去して地域の生活を守る取り組みを行っています。
安定的な木材供給と林業の低コスト化への取組
市場から比較的遠く木材の輸送費がかかり増しになる下北半島においては、国産材の安定的・効率的な供給体制を構築し林業の成長産業化を図る上で、木材生産にかかる低コスト化が欠かせない重要な取り組みの一つとなっています。 当署では、スギ人工林が伐期を迎えている中、市場のニーズに応えて森林資源を循環利用し、林業の成長産業化に資するため、地方公共団体や林業事業体等と連携し、国有林をフィールドとした現地検討会を開催するなどして、低コスト化に資する高性能林業機械の導入や路網整備及び列状間伐等の技術や知識の普及・向上を推進しています。 |
下北森林管理署
〒035-0041青森県むつ市金曲一丁目4番6号
IP電話:050-3160-5885
FAX:0175-22-1134