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東北森林管理局

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    生物多様性保全対策の評価結果について

    1.取組概要

    東北森林管理局では、平成23年東日本大震災の津波被害から仙台湾沿岸の海岸防災林の復旧・再生に当たり、海岸防災林の防災機能を確保しつつ、生物多様性保全に配慮して海岸防災林復旧事業を進めてきています。
    仙台湾沿岸海岸防災林の復旧における生物多様性保全対策の検討は、「仙台湾沿岸海岸防災林生物多様性検討委員会」(第1回~第4回)での各分野の有識者からの意見を基にして、林帯復旧エリアを「生物多様性配慮ゾーン」等に区分するなどしてとりまとめ、生物多様性保全対策を踏まえた海岸防災林の復旧事業を実施しているところです。(リンク)。
    この取組を評価するため、仙台地区と名取地区の「生物多様性配慮ゾーン」においてモニタリング調査を実施し、必要に応じて取組を修正する生物多様性保全対策の順応的対応に取組んできました。

    仙台湾沿岸海岸防災林の生物多様性保全対策についての概要(PDF : 2,248KB)

    2.順応的対応と取組評価

    生物多様性配慮ゾーンに設定した仙台地区と名取地区については、平成25年度、平成26年度に現況調査を行い、平成27年度からは隔年によるモニタリング調査を各地区で実施しています。モニタリングの調査方法や生物多様性保全対策の評価方法等について、検討委員会を第5(平成27610)、第6(平成28216)、第7(平成2926)、第8(平成30214)と開催し、各分野の有識者から意見をいただきながら、取組んできた生物多様性保全対策の順応的対応を確認しました。平成31124日には、第9回の検討会を開催し、これまでのモニタリング調査データを集計整理し、生物多様性保全対策の取組を評価するとともに結果を取りまとめました。本検討委員会の各委員からコメントを頂いておりますので掲載します。検討委員のコメント(PDF : 233KB)
    評価結果は、調査データを基にした総合評価と保全対策ごとの評価のほか、保全対策ごとの評価に解説を付記したものを加えています。調査データは、確認された動植物出現種をリスト化したものです。

    モニタリング調査は、令和2年度まで実施する予定ですので、実施後に調査データを更新します。


    (仙台地区)
    生物多様性保全対策の評価結果と、平成25年度から令和2年度までのモニタリング調査データを掲載します。

    仙台地区総合評価と保全対策ごとの評価(PDF : 21,918KB)
    仙台地区動植物出現種リスト(H25-R2)(PDF : 290KB)

    (名取地区)
    生物多様性保全対策の評価結果と、平成25年度から令和元年度までのモニタリング調査データを掲載します。

    名取地区総合評価と保全対策ごとの評価(PDF : 6,888KB)
    名取地区動植物出現種リスト(H25-R元)(PDF : 264KB)


    お問合せ先

    東北森林管理局計画保全部治山課

    担当者:企画係
    ダイヤルイン:018-836-2253
    FAX番号:018-836-2018