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東北森林管理局

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    岩手南部森林管理署の見所(たろし滝)

    たろし滝

     

    2013年2月

    定点撮影

    2013年2月中旬 撮影。太さ5.56m。
    提供元:花巻市・大瀬川たろし滝 測定保存会

    定点撮影。2016年12月上旬 撮影。
    沢水が、少しずつ巨大なつららを形成していく。

     

    見所の概要

      岩手県花巻市石鳥谷町葛丸川渓流の「たろし滝」
      花巻市の北部に位置する石鳥谷町。石鳥谷町の葛丸川山国有林には、「たろし滝」という名称で知られる、厳冬期に姿を現す珍しい滝があります。
    この地方では、「つらら」のことを「(垂氷)たろし(たるひ)」と言います。沢水が寒さによって山の中腹で凍りつき、高さ 約13m、 太さ 数mの巨大な氷柱が形成されます。これが「たろし滝」です。
      この「たろし滝」の太り具合によって、その年の稲作の作柄を占う習わしがあり、昭和50年から毎年測定しています。氷柱の太さの過去最大は、昭和53年の8.0mと言われています。
      2月中旬の「たろし滝」の測定会においては、豊作祈願や御神楽奉納、豊作祈願川柳、たろし滝讃歌なども執り行われています。
      「たろし滝」の現地まで行くためには、冬期限定の仮設の橋を渡り、5分程歩きます。葛丸川を渡り、山道を歩き、未だ見えない「たろし滝」に胸を躍らせながら歩く道中は、短い時間ですがとても有意義な時間でもあります。興味のある方は、防寒着、長靴等を装備の上、いらして下さい。
    また、「たろし滝」が下流で合流する葛丸川は、季節を問わず葛丸川渓流として地域の人々に親しまれています。道路沿いに流れる葛丸川は、車を降りてすぐに眺めることが出来ます。上流の葛丸ダム周辺も大変見晴らしが良い場所です。花巻にお越しの際は、是非「たろし滝」のある葛丸川渓流へお越し下さい。

    交通アクセス

    石鳥谷駅より車で約15分
    現地入口 手前 約500mに駐車場

    お問合せ先

    岩手南部森林管理署
    〒023-0853 岩手県奥州市水沢区東上野町12-17
    ☎0197-24-2131
    FAX0197-25-6942