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かわい木の博物館 大樹の森

 

シナノキのうろ

シナノキ大樹の樹洞

シナノキのうろ

シナノキの樹洞

 

ブナの大樹

ブナの大樹

見所の概要

   北上高地の最高峰である早池峰山の周辺、標高1,100~1,500mの森林ではコメツガやアオモリトドマツ、キタゴヨウなどが分布している一方、標高600~1,100mではヒバやブナなどの天然林が広がっています。なかでも、早池峰山東側斜面の標高約1,000m付近に位置する「大樹の森」では、ブナをはじめ、ミズナラ、シナノキ、トチノキ、カツラなど12種類の天然落葉広葉樹の大樹が数多く見られます。

 大樹の森はブナが主体の極相林であり、大樹の本数もブナが最も多く、次いでミズナラ、トチノキとなっています。大樹の中で最も太いものは、胸高直径が約1.6m、幹周りが約5mのシナノキで、間近で見るとその大きさに圧倒されます。

 大樹の中にはユニークな形をしたものも多くあります。こぶができているものや木の根元がぽっかりと空いているもの、幹の中に樹洞があるもの(動物のすみかとなっているようです)など、このような変わった形を観察するのも大樹の森の楽しみ方の一つではないでしょうか。

 大樹の森は、宮古市と遊々の森協定を締結し、森林そのものを博物館として、宮古市川井地域にある特徴的な自然や文化などを学ぶことができる「かわい木の博物館」の一つとして活用されています。かわい木の博物館には、大樹の森を含めて17のフィールド(うち国有林は8箇所)があり、様々な種類の森林を散策することができます。お越しの際は、川井の森林めぐりをしてみてはいかがでしょうか。

 かわい木の博物館に入館したい方は、宮古市役所川井総合事務所までお問い合わせください。

交通アクセス

  道の駅やまびこ館から約19km(車で約35分)

 JR山田線箱石駅から約16km(車で約30分)

 ※平成28年10月現在、JR山田線は土砂崩れ及び台風10号の影響で、上米内駅~茂市駅間で運転を見合わせています。

お問い合わせ先

三陸北部森林管理署
〒027-0022
岩手県宮古市磯鶏石崎4番6号    
TEL:0193-62-6448
FAX:0193-63-4872
宮古市役所川井総合事務所
〒028-2302
岩手県宮古市川井2-186-1    
TEL:0193-76-2165

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