岩手南部森林管理署遠野支署の見所名称「雲海」
見所の概要日本民俗学の父である柳田国男は、「遠野物語」にて、「ザシキワラシという神の住みたもう家少なからず」「川には川童(かっぱ)多く住めり」と記しています。遠野物語には他にも、山の神、天狗などの神様や妖怪が登場しますが、現代の遠野にあってもそんな時代の名残が随所にあり、当時の雰囲気を感じることができます。今回は、そんな遠野市から「雲海」を紹介します。 調べて見ると雲海は放射冷却によって急速に地表が冷えた際に、空気が冷やされると空気中に留まることのできなくなった水分が、霧となって地表近くに現れるという事でした。地形も重要で遠野は盆地の地形で周囲が山に囲われているため、雲海が発生しても山に突き当たり流れ出していかないようです。例年は九月の中旬から十一月の中旬頃までの、夜晴れ翌日の天気も晴れの場合に雲海が発生しています。 交通アクセス遠野駅から車で30分。遠野ICから20分。展望台までの登りは狭い舗装道路になるので注意。 |
林野庁東北森林管理局
岩手南部森林管理署遠野支署
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