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三陸中部森林管理署の見所

名称「片羽山」と「橋野鉄鉱山郷土の森」

 

片羽山雄岳より雌岳を望む

橋野鉄鉱山郷土の森の全景

高野高炉跡地

片羽山雄岳(1,313m)より雌岳(1,291m)を望む

 後方は五葉山

橋野鉄鉱山郷土の森全景

橋野高炉跡地

 

見所の概要

     三陸中部森林管理署は、岩手県沿岸南部の大船渡市に所在し、北から大槌町、釜石市、大船渡市、宮城県境の陸前高田市、西は住田町の3市2町、約3万㌶の国有林を管理しています。
    今回紹介する「片羽(かたば)山(さん)」は、釜石市の西部に位置し、登山道の入口は、国道45号線の釜石市鵜住居(うのすまい)から県道35号線を遠野市方面へ約20km、遠野市方面からは、笛吹峠を越え釜石市側に約5kmの箇所にあります。
  「片羽山」は、雄(お)岳(だけ)と雌(め)岳(だけ)のツインピークで構成され、雄岳山頂までは約2時間半で登頂することができます。山頂からは、360度のパノラマが広がり、五葉山や早池峰山、条件が良ければ鳥海山を臨むことができます。
片羽山の西側の国有林(490ha)は、平成24年に「橋野鉄鉱山郷土の森」として保護林に設定しています。
釜石地域は、鉄鉱石を採掘できた限られた場所で、今から150年程前に、鉄鉱石を用いた高炉による製鉄が日本国内で初めて成功しました。日本最古の洋式高炉跡や運搬路跡、採掘場跡などの関連資産が現存しています。
「橋野鉄鉱山郷土の森」は、これらの産業遺産群及び景観を保全し、日本の近代化の歴史や豊かな森林に触れながら学習できる場として、釜石市と連携し活用していくこととしています。
    また、「橋野高炉跡及び関連遺跡」は、2015年、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として登録されました。

 

交通アクセス

片羽山

  • 釜石市鵜住居から県道35号を西へ約20km、車で約30分。
  • 青ノ木橋より登山道入口まで0.8km。
  • 登山道入口から徒歩で約2時間30分。

橋野鉄鉱山郷土の森

  • 釜石市鵜住居から県道35号を西へ約22km、車で35分。
  • 青ノ木グリーンパーク入口から約1.5km。

お問い合わせ先

三陸中部森林管理署
〒022-0003
岩手県大船渡市盛町字宇津野沢7番5号
TEL:0192-26-2161
FAX:0192-26-4279

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