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三陸北部森林管理署

平成28年3月8日

三陸北部森林管理署

平成27年度 生産・造林事業意見交換会

    本年度も残りわずかとなる中、今年度事業の振り返りと来年度に向けた情報・意見の交換を目的に平成28年3月3日(木曜日)当署会議室において、「平成27年度生産・造林事業意見交換会」を開催しました。

    この意見交換会は昨年度から開催しているもので、昨年度は生産事業をメインに開催しましたが、今年度は造林事業も交えて開催することとしました。

    当日は、当署管内にある9つの事業体の関係者(16名)、森林官(6名)と署内の担当者(7名)の計29名が参加し、開催にあたり署長から、「本年度の目標事業量は達成され、感謝している。今後は低コスト林業が主流となり、一貫作業など新たな取組も行っていくので今後も安全第一で事業実行をお願いしたい。」との挨拶があり、次に資源活用担当者から提出書類に関することや椪積の方法についてなどの生産事業での注意点について説明があり、また森林育成担当者からは、確実な掛かり木処理の方法やチェーンソーの正しい使い方などの造林事業での注意点の説明が行われました。これらの説明を受け、各事業体の方々からは、「土場が狭くて椪積を高くせざるを得ない。」、「採材の方法や延寸に関しては再考する必要がある。」などの意見が出され、活発な意見交換が行われ、その後、これから取り組んでいく低コスト林業(一貫作業、下刈省略、地拵省略等)についての説明や安全について説明を行い意見交換会を終了しました。 

    今後は、人工林が本格的な利用期を迎え、年々事業量が多くなることから、路網と高性能林業機械を組み合わせた効率的な作業システムによる間伐や、コンテナ苗を活用した伐採から造林まで一体的に行う「一貫作業システム」など低コストで効率的な作業システムの取組を推進することが重要となってきます。

    三陸北部森林管理署では、来年度も安全を第一に森林整備等を実施していくとともに、地域の林業関係者との情報交換等を行うなど、民国連携して低コスト林業に向けた取組や技術の普及・定着に努めていきたいと考えています。

挨拶する署長 意見交換の様子 意見交換の様子2

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担当者:森林技術指導管
ダイヤルイン:0193-62-6448
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