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三陸北部森林管理署

平成27年11月12日

三陸北部森林管理署

民国連携による林業専用道の現地視察会

    林業専用道は、幹線となる林道を補完し、森林作業道と組み合わせて、間伐作業をはじめとする森林施業の用に供する道として、平成23年度から低コストで路網密度を向上させるため整備を進めています。当署では今年度1路線を整備中であり、これまで4路線を整備してきました。

    一方、岩手県では林野庁が制定した「林業専用道作設指針」に基づき、「岩手県林業専用道作設」を策定したところですが、近年の記録的な集中豪雨が多発傾向にあり降雨耐久性等に関して柔軟な運用が図られるよう、当該指針の改定を検討しているということで、当署で整備した林業専用道を視察したいとの依頼がありました。

    そこで、お互いの意見交換の場として、また、関係団体が技術向上につなげる場として、10 月30日(金曜日)、岩手県農林水産部森林保全課、宮古農林振興センター、宮古市、(有)道又林業、遠野支署、久慈支署から総勢17名が集まり、整備済みの林業専用道2路線(国有林)と基幹作業道(林業専用道規格、民有林)1路線の3路線について現地視察会を開催することとしました。

    当日はあいにくの小雨模様でしたが、午前中は宮古市江繋の桐内林業専用道を視察し、午後からは宮古市白浜の白浜林業専用道を視察しました。田野畑村明戸の基幹作業道長山線については、2路線で活発な意見交換が行われたことと、時期的に日没が早かったこともあり、残念ながら視察を断念しましたが、内陸部にある桐内林業専用道の土質は、れき質土に対し沿岸部にある白浜林業専用道は、砂質土と全く違う土質2路線について、法面の状況を調べたり、工作物の説明を聞いたりと充実した視察会になりました。

    三陸北部森林管理署では、今後も民有林と連携した勉強会等を積極的に開催し、技術の向上を図ることで、森林整備等を効率よく実施していきたいと考えています。

開会式の様子 情報交換の様子 構造物の確認
法高を計測する県職員 白浜林道の調査の様子 視察を終え意見交換する様子

お問い合わせ先

三陸北部森林管理署 
担当者:森林技術指導管
ダイヤルイン:0193-62-6448
FAX:0193-63-4872

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