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三陸北部森林管理署

平成27年10月9日

三陸北部森林管理署

川井中学校生徒による職場体験学習

    10月2日(金曜日)、宮古市立川井中学校第1学年の生徒3名が職場訪問をし、森林管理署の仕事の見学・体験を行いました。

    この職場体験学習は、宮古市立川井中学校1学年の「総合的な学習」の一環として、地域の職場を訪問し、仕事の見学や体験、仕事についてのインタビュー等を行い、川井地区ならではの仕事について考えることを目的として行われています。

    当日は強風のため、現地での見学の予定を変更し、まず、国有林の生産請負現場で実際に働いている道又林業の社員の方々に、生徒の皆さんがインタビューを行いました。「この仕事に就いたきっかけは何ですか」、「仕事で大変なことは何ですか」、「やりがいはありますか」などの質問が聞かれ、道又林業の皆さんからは、事務仕事より体を動かす仕事のほうが好きであること、林業現場は危険がいっぱいあることなど、実際に林業に携わっている方ならではの話を聞くことができました。

    続いて、森林官の仕事の見学・体験として林道点検を行いました。悪天候の後の林道点検は重要であることを説明した後、実際に林道点検を行い、倒木が発生し通行できなくなっている箇所を発見しました。倒木の状況を写真に記録したあと、人が入らないように通行止めの表示を生徒の皆さんと一緒に行いました。

    その後、国有林から切り出された丸太を積んでいる中間土場に移動し、森林管理署で行っている事業について説明し、森林の機能を十分に発揮するにはきちんと整備する必要があること、そのためには木を積極的に使っていく必要があることを理解してもらいました。生徒の皆さんは、自分の背より高く積まれた丸太の山を見て驚いている様子でした。

    最後に、当署職員へのインタビューがあり、「川井地域には何種類くらいの木がありますか」、「どのくらいの範囲の森林を管理していますか」などの質問がありました。森林官から川井地域の森林・林業について説明し、川井地域には森林がたくさんあるので、地元の森林に親しみ、森林を身近に感じてほしいと話をしました。

    生徒の皆さんからは、「森林は私たちの生活を守る大切な役割を果たしていることを学んだ」、「森林を管理するということは、森林をつくり、育み、守り、伝えていくことだとわかった」との声が聞かれ、次世代を担う若者に森林・林業の大切さや魅力を紹介することができたのではないかと思います。

    三陸北部森林管理署では、これからも地域の方々の要望に応えながら、森林での様々な体験活動等を通じて、森林が果たす大切な役割や林業という仕事について学ぶ機会の提供に取り組んで行きます。

道又林業へ質問する生徒 林道を点検する生徒 通行止め作業終了
森林官から説明 中間土場見学 森林官から説明

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担当者:業務グループ・ふれあい担当
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