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三陸北部森林管理署

27年10月8日

三陸北部森林管理署

津軽石小学校自然学習会

    9月30日(水曜日)、宮古市立津軽石小学校4年生の生徒28名が、本州最東端の重茂半島にある十二神自然観察教育林おいて自然体験活動を行いました。この活動は昨年に引き続いて行われ、校歌にも名前のあがる十二神山の自然の中で、人間関係を深めながら自然に親しんでもらうことを目的に行われました。

    当日は天候にも恵まれた中で十二神自然観察教育林に到着した生徒達は3班に分かれ、職員の説明を聞きながら80分ほどかけて教育林の中を探検し、班ごとにクロスワードパズルを完成させました。ミズメやクロモジ、カツラといった香りのする植物を手にしては「いいにおい。」「へんなにおい。」などとそれぞれの感想を言い合い、それぞれの植物の特徴に関心を示していました。また地面にたくさん落ちているブナの実を拾っては中身を食べたり、大きくぴかぴか光るトチノキの実をポケットいっぱいに拾ったり、とげとげの大きなホオノキの実を興味深げに観察したりと、木々の落とし物に興味津々の様子が見られ、ふわふわした土の上で水源涵養機能の話をすると、生徒たちから水源林という言葉を習ったことを教えてくれ、森林の大切な役割をよく理解していることがわかりました。

    生徒達は、番号札を探しながら38問あった問題をすべて埋めてクロスワードパズルを完成させると「ゆたかなもりはみんなのたから」という言葉ができあがり、探検を終えた生徒達はそれぞれ森林の大切さを感じ、また自然への親しみを深めてくれたようでした。

    下山式では職員へのお礼とともに、十二神山へのお礼もしてくれて、「ありがとうございました!」という元気な声が山の中に響いていきました。

    今年は2回目の取り組みとなり、自然観察を通して生徒達に地元の素晴らしい自然に親しんでもらうことができました。三陸北部森林管理署では、これからも地域の方々に森林の大切な役割を伝えるとともに、自然に親しみ大切にする心を養ってもらう機会を提供していきます。

入山式の様子 入山式の様子2 出発
説明する職員 この臭いは 真剣に聞き入る生徒たち
この実は 下山式の様子 山へのお礼

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