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三陸北部森林管理署

27年7月6日

三陸北部森林管理署

収穫調査の現地勉強会

   6月29日(月曜日)宮古市区界の北田代山国有林403林班において、今年4月1日より収穫調査規程が大幅に改定され、新たな立木の品質区分等が導入されたことに伴い、職員への説明及び現地での技術向上を目的に、当署職員はじめ沿岸広域振興局宮古農林振興センター林務室職員2名にも参加してもらい、普段あまり触れることの無い国有林の業務について理解を深めていただきました。

   当日は天候にも恵まれ、午前中は特に大きな改定のあった立木の品質区分について、実際にスギ立木を目の前に担当者から根曲木・正常木の判定、広葉樹の品質区分などの説明を受けながら、実際に根曲木の判定を行いました。これまでのA、B区分と違い根曲木の定義がそれぞれ異なる場面も見られましたが、職員からは、「文章を読むだけでは、中々理解が進まなかったが、この勉強会で実際に立木を目の前に説明を受けることで疑問が解消された。」「今回学んだことを実際の調査で反復し、早く新しい規程に慣れていきたい。」等の声もあり、各々新たな収穫調査規程について理解できた様子でした。

   午後は、若手職員の職場内研修も兼ねながら3班に分かれ、それぞれ実際に収穫調査を行い、標準地の設定、標準地内の毎木調査、間伐設計、間伐木の表示と収穫調査の主要な業務について、各班それぞれ協力し合いながら取り組んでいました。沿岸広域振興局宮古農林振興センター林務室職員からは、「実際に現場でこのような調査をすることがないので、大変参考になった。」また若手職員からは「普段の業務ではあまり関わらない収穫調査に戸惑う部分もありましたが、現場は学ぶことが多く、とても良い経験となった。」など、とても有意義な時間となったようでした。  

   今後も三陸北部森林管理署では現場業務を行うための疑問解消に努めるとともに、民有林行政とも連携しながら、森林、林業の活性化に寄与できるよう努力していきたいと考えています。

開会に当たって 品質区分の説明 品質区分の説明
これはどうかなぁ 先般がお手本を 新人によるコンパス測量

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