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三陸北部森林管理署

27年6月9日

三陸北部森林管理署

宮古市森づくり体験学習

   5月29日(金曜日)、宮古市区界の市有林において宮古市森づくり体験学習会が開催されました。

   このイベントは、山に住む人々と海に住む人々が一体となり、森林と海のつながりを理解し森林・林業の大切さを認識してもらうこと、先人の残してくれた森林に感謝し守り育てることを目的として、宮古市が主催となり毎年植樹活動や自然観察会などを行なっています。三陸北部森林管理署では、植付箇所の事前準備や開会式での植樹指導などを行い、体験学習会のサポートをしています。

   当日は天候に恵まれ、宮古市川井地区の森林愛護少年団の小中学生や公募による市民の皆さん、地元関係機関など約120名が参加し、午前は植樹活動、午後には自然観察会が行われました。

   午前の植樹活動では、最初に当署職員による植樹指導を行なった後、牧場跡地0.3ヘクタールにミズナラ200本とアカエゾマツ400本、計600本の植樹を行いました。ミズナラは主に寒冷地に生え、薪としてよく使われている樹種で、アカエゾマツは自然に生えているものとしては早池峰山が南限であり、宮古市にゆかりのある樹種です。

   植付箇所は牧場跡地ということもあり牧草の根や土が固く、小中学生は植穴を掘るのに苦労しているようでしたが、約1時間かけて一本一本丁寧に植えていました。植樹を終えた児童からは「自分たちががおじいちゃん、おばあちゃんになったときに植えた木がどのように育っているか楽しみ」という感想が聞かれました。

   午後の自然観察会は、かわい木の博物館分館1号「不伐の森」で行われました。4グループに分かれて各ウォーキングコースを2時間弱かけて歩き、ガイドの方の説明を聞きながら植物の観察や緑いっぱいの景色を楽しみました。

   三陸北部森林管理署では、これからも地元関係機関と連携を図りながら、地球温暖化防止、土砂災害の防止など森林の有する多様な機能や国有林の役割など、森林・林業に関する知識や理解の普及・啓蒙に努めて行きます。

挨拶する次長 参加者達 植樹する児童
植樹する児童達 植樹する様子 植樹する様子
植樹する様子 自然観察会 自然観察会の様子

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ダイヤルイン:0193-62-6448
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