宮古農林振興センター林務室所管担当者会議

    6月2日（火曜日）宮古地区広域行政組合消防本部3階体育館において、当署職員を始め、宮古農林振興センター林務室、宮古市産業振興部農林課、山田町農林課、岩手県森林整備協同組合、宮古地区森林組合等の関係者38名が参加し、情報交換を行いました。

開催に当たり、宮古農林振興センター林務室の深澤光室長より「宮古市と木材は重要なつながりを持っている。復興に岩手県産の木材が使われ感謝している。このつながりのために、もっと若手の育成が必要である。」との挨拶がありました。

    その後、各関係者から情報提供があり、宮古農林振興センター林務室からは「防潮林の早期復旧を図ること。三陸縦貫道や高台移転用の支障木伐採の本格化により、伐木作業に従事する技術者が不足していて、森林組合や事業体は手が回らない状態にあり、森林施業の遅れや木材の安定供給に支障を来すことが懸念されていること。また、東日本大震災の復興が本格化し労働災害のリスク防止を図るため、職場の安全衛生確保に向けた取り組みが重要である。」などの報告がされました。

    当署からは、「署での主な取組事項、管理経営の概要、民有林支援に関する取組の紹介、東北森林管理局での主要取組事項」など民有林との連携という内容の情報を提供し民有林、国有林の垣根を越えて地域が一体となった取り組んで行くことを

お願いしました。

   三陸北部森林管理署では、今後も国有林野事業を理解していただくため、情報提供に努めながら関係機関と連携し地域の森林林業の普及・啓蒙活動に努めて行きます。